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Channel: 鳥羽水族館 飼育日記
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暖を取る。

ある日のカピバラ展示場。 屋外で飼育しているカピバラたちのプールには、冬は寒さ対策のためにお湯を溜めているのですが、No.3ことパキラちゃんはこの”温泉”が大好きでして、、、! 蛇口をひねると自らお湯に打たれに来ます。 そして… うぉりゃ!っと転がりこの顔!! (普段の可愛いお顔が何ともおぶすに…(笑) そしてひとしきり転がるとまた定位置に戻ります。...

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テンプライソギンチャクの増え方

先日、石川県(和倉温泉)で開催された水族館技術者研究会でテンプライソギンチャクについて発表してきました。 テンプライソギンチャクとはカイメンと共生する珍しい生態を持つイソギンチャクで、2006年に神奈川県三浦市の磯で初めて採集された後、今も新潟県の佐渡島、鳥羽の3地域でしか確認されていません。 観察例が少なく、生態はほとんど不明なので、水族館の飼育で明らかになった生態情報を発表しました。...

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ビーバーを眠らせる方法(100%ではない)その2

おはよう。エヌくん。 きたきたw コリコリ~ コリコリコリ~ おやすみw   っというわけで、先日の日記にご興味を持っていただいた方々がいらっしゃいましたので、 もう一度やってみました。私も毎日こうやって遊んでいるわけではないので厳密には分かりませんが、ビーバー一家の中でもどうやらエヌ君がうつろうつろしてくれる傾向がある気がします。 臼歯をコリコリ鳴らしてウトウトしてくれます。   飼育研究部 つじ

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ツノモチダコのニハイチュウ4種

ニハイチュウは体長数百μm〜数mmほどの小さな生物で、タコやコウイカ類の腎臓(腎嚢)中で栄養豊富な尿を餌に生活しています。 2013年から大阪大学の古屋先生と熊野灘のニハイチュウ類を調査していますが、イカ・タコごとに異なる種類のニハイチュウが寄生するので、これまでほとんど調査されていなかった熊野灘の漸深海帯(水深200-300m)からは未知の種類がどんどん見つかっています。...

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新入りさんの登場

本格的な冬はまだですが、気付けばもう12月。あっという間ですね。 今回は、へんないきもの研究所の新入りさんを紹介します。ホソフウライウオです。 変わった形も特徴的ですが、まあなんと言ってもこの透け感にびっくりです。あまりに透明なので、パクパク動く心臓も見えています。...

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メイ 1日消防署長からのお言葉です!!

「みなさん、空気が乾燥する季節になってきました。火の元に注意しましょう」 以上です!   【飼育研究部 せこ】

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ゆるキャラ的存在。

  みなさん、お久しぶりです。なついです。 今回は私の飼育日記デビューに活躍してくれた?ホクトについてです。   ホクトは引っ越しをしたので現在はバックヤードで暮らしています。お客様に見てもらうことは出来ないんですが、体調も良く元気なので安心して下さい! 可愛いまん丸な目とのんびりした性格、私にとってゆるキャラ的存在です。笑...

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水族館のお手伝い

11月のお話ですが、三重大学の学祭にお邪魔しました。 実は、学祭の催し物で「水族館」を作っている学生さんたちがいるんです。 鳥羽水族館がほんの少しだけ協力をしています。 いつもは仕事の関係で見に行けないのですが、今年はちょうど休みが重なったのでこっそり見学させてもらうことにしました。 学祭なんて久しぶりです。門をくぐるだけでもウキウキしてしまいます。...

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稀種ユキフリソデウオ

最近やけに寒いと思っていたらいつの間にかもう12月、早いもので今年もあと少しで終わってしまいますね。 そんな寒さが目立ちだした先月中頃、当館に珍しい魚が持ち込まれました!! その名も「ユキフリソデウオ  Zu cristatus (Bonelli, 1819)」 ちなみに幼魚です!...

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伊勢湾フェリーからスナメリ!

今回の日記は鳥羽水族館としての活動ではないのですが、三重動物学会(MZS)の事務局としてスナメリと海鳥の観察会をお手伝いしてきました! ちょっと過ぎてしまいましたが、11月18日に伊勢湾フェリーのデッキにて行いました! 眼をこらしていないとスナメリがいたとしても通り過ぎてしまうので、参加者の皆さんも講師の先生も真剣。...

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トレーニングのススメ!その⑯

こんにちは、ともちゃんです。   僕たち飼育員が動物を観察するように、動物たちも僕たち飼育員を観察しています。 イルカやアシカといった海獣類は、トレーナーによっても態度やレベルを変えてきているように感じます。前回の話もそういうこと。...

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擬岩から24号が移動しました

10月の「55時間生中継」中にサンマを40gを摂餌したダイオウグソクムシ24号(メス)が、放送後終了後に擬岩の中に隠れて「休憩状態」になった。以前から擬岩の中にどのぐらいの時間ひそんでいるものなのか気になっていた飼育員(私)は行動を観察することにした(これまでのあらすじ) 1ヶ月経過しても動かなかった… 6週間経過して初めて「寝返り?」を確認。...

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12月といえば…

みなさんこんにちは! 今年もいよいよ残り1ヶ月をきりました…早いですね… 12月といえば、年末の前にクリスマスがやってきますね!サンタさんを心待ちにしている子どもたち、多いのではないでしょうか(^^) 鳥羽水族館でも、12月1日から25日まで、クリスマスイベントが開催中です! イベント中には、毎日エントランスホールの大水槽にサンタダイバーが登場!魚たちやアオウミガメに餌のプレゼントが配られます。...

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パラオオウムガイがそろそろ…

これまでに何度かお伝えしていますが、現在、パラオオウムガイの卵(胚)が発生中です。卵から幼殻がすっかり見えています。 昨日も社長や広報担当から、もうそろそろ孵化が近いんじゃ?とたずねられましたが、どうでしょう…?私は12月末から1月ぐらいになるんじゃないかと予想しています。 ちなみにこちらは2015年4月に孵化したオウムガイP162の孵化前の様子。これで孵化6日前ですよ!...

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戻りました!

  お久しぶりです。オカピです。 5月~11月までの期間、スナメリをジュゴン隣のプールで一時的に飼育していました。 その間、お客様からは見えない奥のプールいたカメ吉でしたが、スナメリが元のプールに帰って行ったので展示に戻しました。(現在セレナとは同居していません)     こんな感じになっています。右がセレナ、左がカメ吉です。...

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アカエラミノウミウシを展示しました

どこからかやってきたアカエラミノウミウシ一匹を予備水槽の中で見つけました。 背面の赤い突起が美しくよく目立ちます。水温が下がる冬場に姿を見かけることが多いようです。 せっかくなのでへんな生きもの研究所で展示することにしました。ミノウミウシの仲間はヒドロ虫を餌にするのでヒドロ虫が生えている水槽(スベスベマンジュウガニ水槽)を選んで展示してみました(画像のモジャモジャがヒドロ虫の仲間)...

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オウムガイの胚の向き

オウムガイの卵は外殻と内殻の2重構造になっています。 今回は内殻とオウムガイ胚の位置関係のお話です。内殻は2つが合わさった形になっていますが(ピスタチオやギンナンの殻に似ています)卵の中のオウムガイ胚は2つの内殻に対して常に平行になっています。つまり胚は右(R)と左(L)を内殻に挟まれた格好になるわけです。 おそらく成長に伴って卵殻を押し広げていきやすいように、こういう位置になるのでしょう。...

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謎です

今回は【へんな生きもの研究所】で飼育展示している「アミメノコギリガザミ」のお話です。 このアミメノコギリガザミは、以前の飼育日記で紹介しましたが(2018年1月5日)、かなり大きなカニさんです。 当館にやって来たのは2017年8月27日のことでした。 ↓↓ こちらは、最近のアミメノコギリガザミの様子です。 以前のような凶暴さは見当たらず、水槽になじんでくれています。...

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イシガキウミウシを展示しました

先日、菅島の幸進丸さんからイシガキウミウシをいただいたので、さっそくへんな生きもの研究所で展示しました。 ウミウシと言えば、小型で色鮮やかなイメージがありますが、このイシガキウミウシは(ウミウシとしては)巨大で、(見る人によっては)気持ち悪い…とあまり評判は良くありません。 …確かに。でも私は嫌いじゃありませんよ(笑)体長20cmほどあります。 正面顔↑...

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あの人(魚)は今?

鳥羽水族館では、年に数回、企画展を行っており、テーマに合わせた魚類なども飼育展示されています。 僕個人が関わった企画展としては、昨年夏の「危険生物展」や今年夏の「もっとへんな生きもの展」などがありますが、その企画展示のスター級魚類たちは、現在どうなっているんでしょう? 追跡取材を行いました。...

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