おっはようございまーす♪
皆さん、おはようございます。 えんどぅーさんのTwitterを見て セイウチのキーホルダーが無性に欲しくなったともちゃんです!!笑 さてさて、朝早くからの飼育日記ですが 実は僕、昨日は宿直勤務の日でした。 syuku-tyokuって言うのはですね、 夜間の間も水族館に泊まって、水槽の異常や動物の状態を 観察したり、館内の警備・巡回をしたりする仕事のことなんです!...
View Article深海ヒトデに貝を探す
昨日は熊野灘(南伊勢町沖)漸深帯底引き採集に行っていました。 操業中、博物館の学芸員さんが深海の小さな貝を探すために採集されたヒトデを欲しがっていた、という話を船の親方から聞きました。 確かに、スナヒトデやモミジガイ(ヒトデ)の仲間は小さな貝を丸飲みにする食性を持つので、満腹のヒトデを採集すれば小さな深海の貝を手に入れることができます。...
View Articleついに…
またまた登場 ろむ です。 私が飼育日記に再び参上したということは… そうです!がっちゃんがついに アシカショーデビュー したんです!! 今日はそのハラハラドキドキしたショーデビューの様子を紹介したいと思います。 今回私は、放送室からがっちゃんを応援! たくさんのお客さんがアシカショーを見に来てくださってます!! がっちゃん大丈夫かな??(汗)...
View Articleしゃーないヤツ。
今日は久しぶりにカワウソくんたちのシフトの日! しばらくたっていたので、変わっていることも多く。。。 カワウソくんお気に入りのおもちゃが見当たらない。。。 あっ! 発見! 塩ビ管の中に! ガラスのような青色の綺麗な石? これがお気に入りなんです!! でも取ろうとしても。。。 ガッチリはまって動かない・・・ これじゃぁ最近コレで遊んでる姿見ないわけだ! さっそく取ってあげよう!!...
View Articleヒメセンジュエビを展示しました
昨日、熊野灘の沖合底引き網で採集されたヒメセンジュエビが入館しました(私が乗った船ではなく別ルートから入手) センジュエビの仲間は中~漸深層に生息し、熊野灘でも時折採集されます。 形態が特徴的で格好良いエビです。ジュラ紀の化石エビ「エリオン類」に似ていることから、生きた化石と呼ばれることもあるようです。 さっそくへんな生き物研究所で展示開始です。 長い第1胸脚が特徴的ですね。...
View Articleイイジマオキヤドカリが入館しました
先日、ヒメセンジュエビと一緒に、熊野灘の沖合底引き網で採集されたイイジマオキヤドカリが入館しました(これも私が乗った船からではなく別ルートから入手) さっそくへんな生きもの研究所で展示開始。 面白いのはこのヤドカリが背負うヤドカリスナギンチャク。...
View Articleアジモスズコケムシ?
ルーティンの合間に見つけると、ときめいてしまうのが内肛動物。 この飼育日記でもちょこちょこ紹介しています。 内肛動物は世界で150種類ほどが確認されているようですが、見つかっていない種類もまだまだ多いそうです。 お互いが細い根っこ(走根)でつながる群体性のグループと一つ一つが独立して生活する単体性のグループがあり、特に私が好きなのは単体性のロクソソマ科の方。...
View Article安心してください、食べてますよ!
巷では餌を食べるダイオウグソクムシの動画が話題になっているようですが。 それに比べて、鳥羽の個体は… 安心してください、食べてますよ!(笑) 10月にも飼育日記でお伝えしましたが、なかなか餌を食べないことで有名になったダイオウグソクムシも、最近は比較的活発に摂餌しています。 現在 飼育中の8個体の摂餌状況は以下の通り。 ①入館以来餌を食べていない個体は№14のみ。...
View Article寒いときには・・・
皆さんお久しぶりです! すっかり寒くなってきましたが、まだこたつを出さずに頑張っています、みやもです。 そんな寒い時期にはもってこいのゾーンはもちろん・・・! 奇跡の森(通称:温室)です! 奇跡の森といえば、皆さんご存知スナドリネコさん!(オスのパールくん) 怒ってます!夜はこういった姿も・・・夜行性なので昼間は寝ていることが多いです。 今更ですが、私的に載せるの初めてなのでご紹介。笑...
View Articleホンダワラコケムシに付着した内肛動物
魚類の受け取りに出かけていたスタッフが持ち帰った海水の中にホンダワラコケムシの切れ端が浮いていました。 ちなみにホンダワラコケムシは海藻に見えますが「外肛動物」という群体性の動物で、これを見かけると顕微鏡で観察することにしています。...
View Article安心してください
今年はこのフレーズが流行語になると思っていたのですが…^^ さて、『古代の海ゾーン』には、魚たちのほかにもこのコーナーならではのモノが展示されています。 それは…化石です。 床に、はめ込みで大きなアンモナイトや魚の化石を展示しています。 場所は…チョウザメやサメの水槽前です。 もちろん踏んでも大丈夫です。強化ガラスを使っています。...
View Articleヤマトエバリアを展示しました
先日の土日は休みを頂き、茨城県まで出かけて棘皮動物研究集会に参加してきました。 棘皮動物研究集会はヒトデやウニ、ナマコやウミユリ、クモヒトデ…棘皮動物を研究対象にしている研究者や学生さんたちが集う学会です。 水産、古生物、遺伝、進化、生態、分類などなど…水族館の集まりとは少し毛色が違って、アカデミック色の濃い会ですが、水族館の業務のヒントになる情報を得ています。...
View Articleカイメンと共生するムシモドキギンチャクを展示しました
以前、飼育日記で紹介したカイメンと共生するムシモドキギンチャク。 2013年に鳥羽の安楽島で見つけて、最近になって水族館前でも生息を確認。 マボヤの体壁に付着したカイメン中に見つけた…と書き込みました。 こちらがそれ。 研究者に問い合わせたところ、今回のものも含めて鳥羽のものはこれまでに採集報告のある2地点(神奈川県と新潟県)と同種らしく、華奢な触手が特徴。...
View Articleゴシキエビの居住環境を考える
水槽に岩を入れてレイアウトを組むことがあります。 「岩を組み上げる」ただそれだけなんですが…これがスタッフのセンスが如実に出てしまうんですねぇ。 美的センスといいましょうか? はたまた心地よい空間を作り出す力といいましょうか…? 人が見て違和感を感じないようにするのも大切ですが、 なによりも生きものが気に入ってくれないといけません。...
View Articleユミヘリのシダムシ
三重県、熊野灘の沖合底引き網漁船に乗せていただき、生物採集に出かけています。 今年は色々とミッションがあり、月1ペースの頻度。 展示生物の採集はもちろんですが、目的のひとつはシダムシ探し。 ここでもたびたびお伝えしていますが、シダムシはヒトデに寄生する甲殻類(フジツボに比較的近縁)です。 国内では7種ほどが報告されていますが、まだまだ知られていない種もいるはず…...
View Articleヒメヒトデの仲間からスイクチムシ!
昨日、飼育日記にシダムシの話題を書き込んだ直後。 沖合底曳き網で採集したヒメヒトデ属の一種(Henricia sp.)の異変に気がつきました。 …肛門から何かが飛び出ている! もしかしたら…シダムシがお尻の穴からコンニチワしているのか!? …な~んて妄想です(笑) 実際はこのヒトデからはシダムシは見つかっていないですし、こんなふうにコンニチワする習性なんて知られていませんから。 で、今朝。...
View Articleこんな私もよろしくです!
1ヶ月ぶりです。たっけーです! スナドリネコのメスの紹介をしなければ!ということで、、、 ひょこっ この子がメスのパールちゃんです!写真の写り具合から分かると思いますが、、 そう、シャイガールなんです。笑 お客さんが多い時でも飼育係をすぐにみつけて、よく天井近くの柱の上からじーっとこっちを見ていることが多く、狭いところが落ち着いて好きみたいです。...
View Articleミッション【やらねば】
そろそろやらねば…やらねば…やらねば…と思っていた水槽掃除。 閉館後に着手しましたっ 場所は… キイロハギの水槽~!あらだいぶと写り込んでますね…すみません。。。 ボンベを背負う空間がないので、水槽内の水をある程度抜いて掃除をします。 水槽の厚さがない=中に入ると回転できない。 というワケで前面のガラスを掃除したら、いったん外へ出て方向転換。 そして~向きを変えたら再び水槽へ…てな具合です。...
View Article忙しい時ほど…スイクチムシ
師走もすでに中旬…イベントの準備などで慌ただしい毎日です。 そんなときほど関係ない作業に熱が入ります。 どうも忙しいときほど複数の仕事を抱えると、はかどります!…いや、そんな気がするだけですね(笑) …そんなわけで、一昨日紹介したスイクチムシの続きです。 ヒメヒトデの一種の体腔から見つけたスイクチムシ(おそらく未記載種) あまり良い画像ではありませんが、大きさは幅3mmほど(腹側から撮影)...
View Articleヨツアナカシパンを展示しました
餌の活エビが入ったカゴの中にヨツアナカシパン(ウニ)を見つけました。 いわゆる「混じり」です(商品として購入したものではありません) これは もうけもの(笑) さっそくへんな生きもの研究所で展示しなければ。 へんな生きもの研究所のアパート水槽の一つにぴったりの同居人がいます。 ヨツアナカシパンの背後に見えていますね。 カンの良いお客様(へんな生きもの研究所好きの方)はもうお気付きかと思いますが…...
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