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Channel: 鳥羽水族館 飼育日記
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出張行って腹が空いたわけではないでしょうが

福井県の越前松島水族館さんに出張して、先日帰ってきたダイオウグソクムシ№13ですが、水槽に戻るとすぐにシェルターの中に隠れて今日までずっとこのまんま。 やはり暗がりのほうが落ち着くようです。 さて、本日はダイオウグソクムシの給餌日です。 適当な大きさのマサバを見つけたので、今回はこれを与えてみることにしましょうか。いつものようにあまり期待はしていませんよ。 マサバの重さは90g...

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フィロソーマの奇想天外

イセエビのフィロソーマのスーパーサブ?担当つじです。 へんな生き物研究所で日本の水族館で唯一の展示と売り出しているのはご存じの方もおおいのではと思います。 さてそんなフィロソーマ展示水槽なのですが、この時期世代交代をします。 というのも、イセエビの孵化がちょうどこの時期で、約一年飼育するとガラスエビに変態します。...

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飼育日記を読んでくれ

昨日の昼過ぎ、謎のクモガタウミウシの寄生虫「バナナムシ(仮称)」を顕微鏡で観察していると、ナメクジウオですか?と入社2年目のO君が覗きこんできました。 いや違うし。クモガタウミウシの寄生虫だけど… 知らない?最近よく飼育日記に書き込んでるんだけどなぁ。え?飼育日記読んだことないの? って読んでくれよ…(苦笑)...

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オオグソクムシのマンカ幼生が脱皮中

去年の8月に生まれたオオグソクムシのマンカ幼生は現在2匹が生存中。 調子は良さそうです。 今朝8:00頃に水槽をのぞいてマンカ幼生1匹の異変に気が付きました。体全体が膨張しています。 どうやら脱皮し始めているようです。 実は、去年の12月と今年の3月にマンカ幼生の脱皮殻を確認していますが、脱皮の瞬間を目撃したことはありません。もしかしたら今回はうまく観察できるかも知れません。...

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バナナムシはそろそろ終わりでしょうか…

昨日は宿直明けで仕事は昼あがりの予定でしたが、状態の良い「バナナムシ(仮称)」が現れたので少し居残って観察をしていました。 バナナムシ…個人的に今いちばん気になっている生物で、正体不明のクモガタウミウシの寄生虫です。 飼育日記でしつこく紹介しているので皆さんも既にご承知のはずですが、生物学の先生/専門家にたずねても未だ正体は全く不明という…。   今回観察した個体はこちら。左が進行方向(前方?)...

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カワウソさん♪

  こんばんはー!!えんどぅでーす★ 暑くなりましたねー。セイウチショーをすると、汗をだくだくかく季節がやってきました♪   そんな最近ですが、みなさんに報告がありまして… 実は…   カワウソさんたちもお世話させてもらってます―(゜∀゜)―!! …今年の1月くらいからの話なんですけどねw 報告が遅くってすみませんww...

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アマモ水槽の底砂から

釣りが好きです。つじです。 へんな生き物研究所にあるアマモ水槽。 立ち上げ当初からずっと僕が管理しているのですが、 当初から気になっていたことがありました。 それは、謎の砂山が定期的に出来るのです。 それがコチラ。 かれこれ設営から2年になるのですが、砂をならしてもいつもこれが出来る。 なんやこれ? そして今日、換水をしていると異変に気が付きました。 なにかが出ています。...

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ウニシェアリング

深海300mで採集される「鏡餅ウニ」ことPrionechinus forbesianus(和名なし) これまでに何度も紹介してきましたが、不思議な重なり行動(マウント行動)を見せてくれます。   これまでの行動の傾向をざっくりとまとめると… ①上下の役割は絶対に変わらない ②重なっている日が多いが離れ離れになる日もある...

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カイガラカツギ

昨日の飼育日記で「鏡餅ウニ」を紹介したばかりですが、夕方に見ると、何と…皆が離ればなれになっていました(画像は№1) 今朝も離ればなれのまま。 こんな風にどれも重なっていない状態は、2月にこのメンバー(№1・2・5・6・7・8)になってからほとんど見かけなかったのですが… まさか飼育日記ネタにしたのが気に入らなかったとか?(笑)   さて。本日は別の生きものの話題です。...

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餌ですが…

ゴールデンウィーク真っ只中の5月2日にへんな生きもの研究所の水槽で見つかった十文字クラゲの仲間リプケア(Lipkea sp.) 先日ようやく報道発表にまでこぎつけることができました。 これは北太平洋で2回目の発見となる超絶珍種ですが、マイナーな泳がない固着性のクラゲ(十文字クラゲ)について説明するのはなかなか難儀しましたよ。 なじみの薄い生物をわかりやすく伝えることは難しいですね。...

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ダイオウグソクムシ№19

昨日、ダイオウグソクムシ№19の死亡を確認しました。 まだ若い小型個体で全長は16㎝、2013年9月入館時の体重は160gでした。 この半年ほどは餌を食べていなかったのですが(これはダイオウグソクムシでは普通のこと)死亡時の体重を測定したら… 258g…№19は脱皮はしていないので体のサイズは大きくなっていません。それなのに体重だけが90g以上増加とは…...

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フタラッコ

昨日、久しぶりにラッコのメイちゃんに、バケツのフタを渡しました。 オモチャとして、お腹の上に乗せたりするのですが、メイのオモチャお気に入りランキングでは低いほう。 渡した時も、反応はイマイチ。 貰ってくね~ 最初、ちょっとお腹に乗せていましたが、すぐに飽きてしまったようで、プールの端っこに流されて行ってました。。。   しかし! 今日ラッコ水槽を見に行くと...

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寒い日はくっついてお昼寝。

先に宣言しておきますが、 内容の乏しい日記です!笑 今日は久しぶりに肌寒い1日でしたね~。 カワウソくんたちを観察してみると・・・ くっついてぬくぬく。 ウメとナスビはこんな感じ! いやぁ温かそう。 少しの間観察してるとごそごそ。 うっとりしているナスビくん。 奥のウメちゃんもぬくぬく満足そう^^ お隣のレンゲ、マーボーは 。。。 。。。 マーボーの顔面をレンゲが・・・ ぐにゅ ってしてました!...

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フェカンピアとクロンボルギア

「バナナムシ(仮)」は本日マイナビニュースにも取り上げていただき、ぼちぼちと話題になりはじめています! そのマイナビニュース内では「未だ正体不明」として紹介されていましたが、先週末あたりから急展開。 概ね判明しました。 どうやらバナナムシの正体は、寄生性扁形動物fecampia属(フェカンピア)の一種のようです(扁形動物…ざっくり言えばプラナリアの仲間)   なかなか興味深い生きものです。...

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紅白イセエビが脱皮しました!

おひさしぶりです。 今朝、見回りをしていて発見しました! へんな生きもの研究所で飼育展示中の【紅白イセエビ】が脱皮していました! 入館したのは、昨年の2014年12月6日のこと。 尻尾が見事にくっきり左右に色が分かれていました。 お正月をひかえた師走にやってきた「紅白イセエビ」はナイスなタイミングで登場したのです。 そのイセエビが脱皮したのです。 12月から、すでに7ヶ月。...

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ウニ№1帰還する

この土日は日本動物分類学会に参加するため広島大学まで出かけていました。 日本動物園水族館協会主催の会議ではありませんが、この飼育日記で紹介するような私の大好きなマイナー生物の発表が多く、とても勉強になりました。 研究者たちの熱い話は刺激的で、会議後の懇親会は二次会、三次会と続き…深夜2時過ぎまで。広島、日本酒が旨いです!(こういう場だと特に) この刺激を水族館の仕事にリンクさせていこう。...

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鏡餅ウニとヤドリニナ

過去の飼育日記で紹介済みですが、今年1月に採集した深海ウニPrionechinus forbesianusの殻上に2匹のヤドリニナの仲間が寄生していました ウニは№9(愛称Qちゃん)、殻径およそ1㎝ 寄生貝とその卵嚢にぐるっと取り囲まれて花輪のようでした。 貝の寄生の影響なのか、この個体の殻の形状は著しく変形していました(左側の棘を除去)...

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白いオタマジャクシ、再び

以前、入館して話題を呼んだ白いオタマジャクシですが、現在はカエルに成長して展示されています。 現在はこんな感じで、日本の川コーナーの隠れた人気者です。 そんな、白いオタマジャクシが、またまた野外で発見されました。 発見者は、桑名に住む僕の個人的な友達なのですが、LINEで写真つきで連絡をくれました。 現在、お互いのFacebookで共通の友達も巻き込んで盛り上がっています。...

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『白っぽい』は続くよ

今、どうやら鳥羽水族館は「白」づいているようです。 というのも、このところ持ち込まれる生きものたちが「白っぽい」んです。 先日は、伊勢の漁師さんから 白っぽい「マコガレイ」をいただいたんです。 もちろん、裏側(無眼側)も白いです。 調べてみると、マコガレイは割と白い個体が見つかりやすいそうです。 で、今日は、白っぽい「ヒラメ」の連絡がはいりました。...

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上陸

昨日、アルビノのオタマジャクシを友人(発見者)→友人(中継者)→僕、という経路で譲渡を受けました。 個人的にも、友人たちと友人たちの友人たちとfacebookなんかで大盛り上がり中です(笑) 先日の飼育日記を読んだ生物関係の東京の知人からも電話をいただいたり… なかなか、頑張って元気に育ってもらわないといけない雰囲気になってきました。 そんなオタマジャクシが上陸しました。...

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