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Channel: 鳥羽水族館 飼育日記
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タカアシガニが抱卵中

伊勢志摩の海ゾーンで飼育中のタカアシガニ(2014年4月7日入館)が抱卵中です。 卵に新鮮な海水を送ろうと腹部を開閉しているところをたまたま見かけて、本日初めて気が付きました。 実は、このメスは昨年11月9日に交尾が確認されています。 飼育日記で紹介しているのでこちらも合わせてご覧ください。 http://www.aquarium.co.jp/diary/archives/13052...

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深海生物いろいろ入館しました

深海底引き網漁の季節到来!ということで、へんな生きもの研究所に深海生物が色々と入館しました。 まずはオトメガゼ。 お次はヘンゲブンブク(ウニ)の仲間…種名は調査中 状態があまり良くないので、近日中に標本になるかも。 全長6㎝ほど こちらは口側。サイズは小さいけれど、ウルトラブンブクかなぁ。 コイツは全長3㎝ほどの…おそらくハダカナマコ?...

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トリカジカにウオノエがいました

昨日、三重県熊野灘の深海底引き網で捕獲されたトリカジカが水族館に搬入されたのですが、残念ながら死亡しました。 確かに鳥っぽい…か? そういや、コイツにはアイツが付着しているかも知れないと思い、口腔からエラのあたりを探ってみると…予想は的中! ウオノエの仲間です。これはオス。 このトリカジカにはオス、メスが1匹ずつ付着していました(別のトリカジカにはオス2匹にメス1匹が付着)...

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深海の珍ウニ再び

一昨日、熊野灘の深海底引き網でヘンゲブンブク科のHeterobrissus niasicus Döderlein,1901(和名なし)が採集され、水族館に搬入されました。 日本近海にはヘンゲブンブク科に属するウニが6種が生息するとされていますが、このHeterobrissus...

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ダイオウグソクムシの摂餌状況

今日は週2回ある、へんな生きもの研究所の給餌日。 ダイオウグソクムシも最近はチャンスを逃さぬよう頻繁に餌を与えるようにしています。 今回は小さめのサバがあったので、それを与えることに。 最近、№14の動きが活発(と言うか、よく目に付いて気になる)なので、淡い期待を込めつつ投入すると…...

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深海のウニの生存を確認する

ウニ好きの方の賛同は得られるはずですが、ウニのチャームポイントの一つはきっと肛門周辺だと… 間違い有りません。萌えます。   さて。 先日入館した深海のヘンゲブンブク科2種、動きが確認出来ず、生きているのか死んでいるのか… 棘がしっかりと立っていますし、よく見ると、動きは確認出来ないものの管足も伸ばしています。 …ま、とりあえず生きていることにして、展示続行中。...

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アナグマが入館しました!?  

…と言っても、食肉類のアナグマではなく、ウニの一種「アナグマブンブク」です。 (すいません。ブログをアップした後に確認したらやはり種名を間違えていました。ホンブンブクのようです。)   このホンブンブクは熊野灘の深海底引き網で採集されました。 目の覚めるような、とてもきれいな紫色をしています。 殻の形も可愛いハート型♡ くぼみのある側が前方になります。...

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カワウソハウスつくってみる。

みなさんお久しぶりです。 1月4日から数日インフルに倒れておりました。 バカだけど風邪ひくみたいです@@; みなさんも手洗い、ウガイ。「てうが」をしっかりしてお気をつけください!   さてさて今回のタイトルなんですが。。。 カワウソハウス。これはどんなものかというと! ドーーン! これです。 ウメ、ナスビの展示スペースにはこのようなカワウソハウスが 昨年の年末に完成していました!!...

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ミドリフサアンコウの吸虫

飼育生物・展示生物ネタではありませんがご了承下さい(←今更) 深海底引き網で採集されたミドリフサアンコウの胃内に寄生虫(吸虫類)が2匹いました。 顕微鏡で見ると、おぉ!思いがけず美しい姿に感動しました。 こちらです。 知り合いの研究者によると、これはHemiuridae科の吸虫とのこと。 もちろん無彩色ですよ。...

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ヒカリウミウシの摂餌習性

ウミウシの仲間は入手が難しい特定の餌しか食べない種類が多く(狭食性)、長期飼育はなかなか困難。徐々にサイズダウンして…死亡してしまいます。 そんな中、はっきりとした摂餌が確認出来ないのに、比較的状態良く飼育できているのが、ネズミウミウシ、ニシキウミウシ、そしてこちらのヒカリウミウシの3種。...

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ハシキンメが孵化しました

釣りバカ飼育員つじです。 先日の休み明けのこと。ちゃらい系飼育員のoktくんがハシキンメが産卵しました。 と伝えに来てくれました。そういえば去年のこの時期にも産卵したなと。 ただ去年は発生が止まってしまったので今年はどうかなと。 そしたらまた私の休日に、ちゃらい系飼育員oktくんからtel 孵化しました! というわけで、経過報告とデータ整理を兼ねて書きます。...

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深海底引き網漁船に乗ってきました

既にツイートでお知らせしていますが、本日、熊野灘の深海底引き網漁船に同乗させていただきました。 個人的に面白い採集生物は… 水深200mで捕獲、アカムツの口の中にいたウオノエ! 最近、ウオノエづいていますが(笑) もちろん、これは展示生物ではありません(できれば面白いですが) 他には心ときめく生物があまり採集できなかったのですが… ところが最終5回目の網に嬉しい生物が。...

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ニチリンヒトデ体表に群生するミズムシ類

予備水槽に去年の春に採集したニチリンヒトデを飼育しています。 そのヒトデの体表に複数のミズムシ(等脚類)がいることに、ある時気が付きました。 果たして、このミズムシは元々ヒトデに付着していたものなのか?それとも予備水槽内にいたものがたまたま取りついただけなのでしょうか?   水深100mに生息するヒメヒトデの仲間の体表に端脚類(ドロノミ類)が付着するという報告論文を目にしたことがあります。...

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深海の沈木生態系

熊野灘の水深300mで見つかる「鏡餅ウニ」Prionechinus forbesianus(和名なし)。 海底に沈んだ木の表面が生息場所の沈木生態系の一員。 その生態も気になるのですが、それに加えて寄生貝ヤドリニナの仲間が寄生した個体を見つけて、ますます興味が増してきました。  沈木から見つかる生物にはこんなものも。 多毛類(ゴカイの仲間) ヒモムシの仲間 ヒラムシの仲間...

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ナマコの色・いろいろ

ホームページ上で紹介されていますが、へんな生きもの研究所で「紅白ナマコ」を展示しています。 いわゆる【マナマコ】の赤い個体と白い個体です。 冬になるとナマコ漁が始まって、水族館に連絡が入るワケです。 今、水槽にいるのが、白ナマコ3兄弟(?) 白っぽさに差こそあるものの、すべて「白ナマコ」と呼んでいます。 (実際の名前は「マナマコ」です) 今日この水槽に、新たな色合いの【マナマコ】が持ち込まれました。...

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カワウソハウスを置いてみる。

先日作りましたカワウソハウス。 とりあえずできた時に置いてみました!! どーーん。 なんだこの大きい物は!? マーボーくんはへっぴり腰で覗きこみます。 好奇心強いけど。。。ビビリみたいな そんなとこがかわいいんですよね~^^ ちょっと雨降りの日だったので写真が見にくいのですが@@; この腰のひけかた。。。萌えますね~ 「押すなよ」とでも言ってそう。笑 カワウソくんたちはとても臭いに敏感なので、...

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ハコエビの奇妙な行動

伊勢志摩の海・日本の海ゾーンの水槽で、【ハコエビ】を飼育展示しています。 ハコエビは、イセエビの仲間になるのですが、 名前の通り、ちょっと四角ばった体「ハコ=箱」をしています。 イセエビよりも、深いところ(70~120m)の砂泥底で生活しています。 このハコエビ君、ちょっと気になる行動とっています。 普段は水槽の底隅に陣取っているのですが…...

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ビリビリくる魚・シビレエイ

発電する魚として有名なのは【デンキウナギ】や【デンキナマズ】がいます。 この2種の魚は、淡水魚ですね。 もちろん海水魚にも発電する魚がいます。 今回紹介するのが、その発電魚【シビレエイ】です。 全長は大きくなっても30㎝ほどでしょうか? 体は、ぶよんぶよん?ぷるぷる?しています。 鳥羽水族館では、伊勢志摩の海・日本の海ゾーンで飼育展示しています。...

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ウミエラに付着したテヅルモヅルを展示しています

以前にも飼育日記で紹介しましたが、へんな生き物研究所で飼育中のホソウミエラに盤径2㎜ほどの小さなテヅルモヅルが付着していました。 テヅルモヅルはしばらく調子良く飼育できていましたが(小さすぎて誰にも気付かれていませんが)先日、残念ながら行方不明になってしまいました… 一緒に入れたサガミモガニが悪さをしたようです…...

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深海ウニの爪状叉棘

 先日深海底引きで採集したウニPrionechinus forbesianusに寄生貝ヤドリニナの仲間が寄生していたとお伝えしましたが…専門家に問い合わせたところ、まだ名前が付けられていない未記載種である可能性が高くなってきました。 おぉ!…ですが、今回はその貝の話題ではなくウニの叉棘(さきょく)についてです。   叉棘はウニやヒトデ類の体表にある特殊な小さなトゲで、通常4種類あります。...

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