セイウチの毛(体毛)の長さについて。
皆さんこんにちは、ともちゃんです。 先日、家族連れのお父さんに「セイウチの毛の長さはどれくらいなのですか?」と聞かれました。 お父さん、Goodタイミングですね!! ついこの前の飼育日記でも換毛について触れていました。 換毛が終わった今年のポウちゃんの毛の長さが、例年よりも長いなぁと感じていたのです。 なので「セイウチの毛(体毛)の長さ」について少し調べて見ました。...
View Articleニューベイビーちゃん
お久しぶりです、たっけーです。7月30日にスナドリネコが生まれました!(顔は見えませんが、産まれた日の様子) 今回は1頭が生まれ、性別はメスです。2月にムーンとシェルが生まれたばかりで、人工哺育の方法はある程度覚えていましたが、やっぱり赤ちゃんを育てるというのは緊張します。(ミルクもよく飲んでいます。)...
View Article新種のオオグソクムシ属
オオグソクムシの仲間(Bathynomus属)は世界中の深海から20種ほど報告されていますが、先日、台湾と日本、オーストラリアの研究チームが“オオグソクムシ属の新種を発見した”という論文が出版されました。 この“発見”の経緯が興味深かったので紹介します。...
View Article水分補給を大切に。
皆さんこんにちは、ともちゃんです。 水族館に1番活気があふれるお盆期間が終わろうとしています。 連日たくさんのお客様にお越しいただき、ショーやパフォーマンスは満席です。 お客様が多いと、お問い合わせも多くなります。 先日「セイウチが水(淡水)を飲むこと」について飼育日記を書いたところ、反響をいただきました。 日中は日差しが強く暑さもピークですので、セイウチたちに水をかけてあげることがあります。...
View Articleびっくりさせてすみません!
みなさんこんにちは! たっけーさん、やまおかさんが以前飼育日記で紹介されていましたが、鳥羽水族館では夏の企画展「~帰ってきた危ない奴ら~超危険生物水族館2」を開催中です! この中でも、入口近くで皆さんをお出迎えしているのが… こちらの水槽で飼育しているモウドクフキヤガエルです! とても鮮やかな黄色い体をしていて、可愛らしいカエルですが、名前の通り毒を持つカエルです。...
View Articleともちゃんのお節介~2022夏~
皆さんこんにちは、ともちゃんです。 暑い日は決まって日向でお昼寝をしていくツララ。 見ていると心配なので、お水を体にかけてあげることがあります。 この「お水をかけてあげること」は、セイウチたちにはお節介かも知れません。 北極圏などの寒い環境で生活しているセイウチたち。...
View Article爆モテ飼育員
換羽中のペンギンはボーッとします。 僕のことをなぜか好きな緑のアイル氏もボーッとしてました。 換羽は大体2週間くらいで終わり、ペンギンたちにも徐々に食欲が戻ります。 アイル氏には同時に私への追っかけ行動も戻ります。 そんなある日、思いもよらない出来事が起こりました。 いつものように掃除を終えて裏の通路へ戻ると、テッテッテッテという足音が。 アイル着いてきたのか〜と振り返ると、 !!!??...
View Articleレアキャラ「ハロー」
鳥羽水族館でスナメリを飼育しているのはご存知と思いますが、何頭いるかは知っていますか?なんと実は11頭も飼育しているんです!ですが、その全個体をお客様が見れるわけではありません。水槽のスペースや繁殖、体調管理の関係で、展示に出ている子たちはせいぜい5.6頭です。しかも繁殖の関係上、展示に出る子はけっこう固定されています。つまり、あまりお客様が見た事ない子がいるということです。今回紹介するのが、そんな...
View Article関係性。
皆さんこんにちは、ともちゃんです。 夏休みも残すところあとわずかですね。 ここ最近の鳥羽は曇りがちな天気が続いています。 先日、ツララを飼育展示している水槽を掃除した関係で、ポウちゃんとツララを1日ですが同居させていました。 左:ポウちゃん、右:ツララ 今はセイウチたちの繁殖シーズンから時期がずれています。...
View Articleアサヒ、よかったね!
コツメカワウソの子供たちは、よく歩きまわるようになりました。 1枚目と2枚目は、子供を抱いてくつろぐ父親のアサヒです。アサヒは優秀な父親で、母親のキワが1頭で毛づくろいなどをする時は、子供3頭を抱き寄せて面倒をみます。またキワが大胆に子供をお客様の前に連れ出すのに対して、アサヒは用心深く、危険を感じると子供をくわえて安全な場所に連れて行きます。...
View Articleペンギンの名前~!
みなさんこんにちは!おおにしです。 鳥羽水族館にはペンギンの名前表の設置が無く、個体の紹介はペンギン散歩や飼育日記で数羽紹介されるくらいです。 ですが、他の個体が気になっている方もいるのでは…これで興味を持ってくれる方が増えるのでは…と名前表を作ってみました(^^) 57羽中の今回はオスバージョン!! どうでしょうか? なかなか可愛くできました(^o^)/ 項目はこんな感じ! ・名前...
View Article魚を食べました!!
魚を食べる練習を始めていたスナメリ「チョボ」の子どもですが、つい先日とうとう魚を食べてくれました!!餌付け開始当初は、骨や皮が柔らかいことからキビナゴの小さいサイズのものを子供の目の前に投げて、与えていたのですが、なかなか食べてくれず、反応もいまいちでした。ただ、チョボが食べているアジには興味津々で寄ってきて、噛んで遊んだりしていたので、試しに小さいサイズのアジを与えてみると、食べてくれました!!...
View Articleサトイモの次にパイナップルが好き
観葉植物が好きです。 なかでも、大好きなのがサトイモ科の仲間ですね。 有名なところでは、ポトス・シンゴニウム・マドカズラあたり。 ちょっとマイナーどころだとデフェンバキアとかアグラオネマとかラジウムなど。 そして、その次に好きなのがパイナップル科の観葉植物です。 別名、アナナス科とも言われています。 有名なところだと、グズマニアですかね。...
View Articleトバスイ ザリガニ`s part2
どーも、【いま】です( ^o^)ノ トバスイ ザリガニ`s part2です! 今回紹介するのは、日本唯一の在来ザリガニである「ニホンザリガニ」(=通称ニチザリ)です。 ニホンザリガニ?と思った方、正直に手をあげてください。笑 日本人なのにアメザリは知ってて、ニチザリを知らない。結構いらっしゃると思います。...
View Article綺麗なイボハタゴイソギンチャク!
こんにちは。この夏に伊勢市にお住まいの方からイボハタゴイソギンチャクを寄贈していただきました。 長い間、大切に飼育されていたとても大きい色鮮やかなイソギンチャクです。 しばらく予備水槽にいましたが、落ち着いたところでサンゴ水槽に引っ越しました。もりたきさんによると、サンゴ水槽の中でも一等地の場所だそうです!(照明が良く当たって、目立つ場所という意味のようです)。...
View Articleスナメリのバックヤード
前回に引き続き、今回はスナメリの「プチバックヤードツアー」です。 これから先はバックヤードツアーの感じで進めたいと思います。 ここがバックヤードの入り口です。オレンジの消毒槽で靴の消毒をしてお入りください。 手前がホールディングプールで、お客様からは見えないプールです。 そして、奥はみなさんが観覧側から見ているプールになります。...
View Articleいろんなおはな
今日はいろんないきものの鼻に注目してみようと思います! 私たち人間の鼻には穴が2つあり、その中には空気中の塵が入ってこないようにするために毛がたくさん生えています。 さてさて担当しているマナティーは、というとこんなかんじで鼻の穴は2つ!それらをちょこんと上手に水面に出して呼吸しています。ちなみに鼻の穴の中をちらっとのぞくと毛は生えていません。つるっとしたピンク色の粘膜がのぞきます。...
View Articleセイウチは日焼けしないと思います。
皆さんこんにちは、ともちゃんです。 「セイウチは日焼けするんですか?」というお問い合わせをいただきました。 僕の飼育日記で「鳥羽水族館のセイウチは日向を選んで寝ることが多い」と書いたことがありました。 寒い環境で生活をするセイウチは脂肪層が厚く、体毛も密です。 なのに暑い時期に暑そうな場所で寝ていくことが多くて、不思議に思っていました。...
View Article爆モテ飼育員とおもちの秘密
どうも爆モテ飼育員です。 何故か私のことを好きな緑のアイル氏。突如私のことを好きになったホワイトイエローのおもち氏。 おもち氏の求愛を見たアイル氏が激怒。というのが前回までのおさらいです。 ペンギンは可愛く見えますが怒ると本当にコワイ。 アイル氏の逆鱗に触れてしまったおもち氏はあれからシュンとして私への求愛も無くなりました。...
View Article長生きのガンガゼ
先日、コーラルリーフダイビングゾーンの水槽(通称:E3a水槽)にいるガンガゼが良い感じに姿を見せていました。 普段は岩陰に隠れているので見かける機会は多くありませんが、お気に入りのウニです。 実は、この個体の飼育年数は、何と22年にもなります(24年の可能性もあり)...
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