今年も参加表明
どーも、【いま】です( ^o^)ノ 今年もやって来ました、セイウチの繁殖期!! ともちゃんの日記でポウちゃんや泉ちゃんのことをたくさん書いてくれているので、 なんとなくセイウチが活発な時期だと皆さん分かってくれていると思います。 活発なのはツララも同じです!! 昨年初めて排卵を確認できたものの、交尾と妊娠は確認できずで、 今年も繁殖に参加する予定です。...
View Articleカガミモチウニに会いに
先日、カガミモチウニを見たいという5歳ぐらいの女の子から呼び出しがありました。 すぐにインフォメーションに向かい、ご両親と一緒にへんな生きもの研究所へ案内し、この日に重なっていたのは1組だけでしたがカガミモチウニを見て頂きました。 それにしても、カガミモチウニを見たい!と呼び出されたのは今回が初めてだったかも。それも5歳の女の子。...
View Article「アレンの法則」、ご存知ですか?
皆さんこんにちは、ともちゃんです。 以前に「セイウチにもしっぽがある」という話題を出しました。 セイウチにもしっぽがありますが、他の鰭脚類(アシカ、アザラシ、オットセイの仲間)に比べると短いです。 その前回の飼育日記について「アレンの法則ですか?」という疑問を持った方がいらっしゃいました。 ボクはその時、アレンの法則がどういうものか分かりませんでしたが、少し調べてみました。...
View Articleカイカムリが脱皮しました。
今朝、へんな生きもの研究所のカイカムリが脱皮していました。 カイカムリはカニの仲間でも特に脱ぎ上手な印象があります。 今回も、見事な脱ぎっぷり。一見すると、まるで赤と茶色の2匹がいるようです。後ろの赤い個体が本体、脱皮したての個体です。 さっぱりしたのか、どことなくドヤ顔? 脱皮直後の甲羅はかなりやわらかですが、しばらくすれば硬化します。そうなれば一安心です。...
View Articleギリギリ選手権
はーい、みなさーん、こんにちわー( ˘꒳˘) 最近寒すぎて寝起きが悪くなったまてぃです( ˘꒳˘) と、ゆうことで!!今回はまてぃが朝、出勤する時に誰がギリギリまで寝てるのか選手権勝手にやっちゃいました! 結果↓↓↓ 1月16日 この子たち。 1月17日 この子たち。(あおばは白目で寝てる) 1月18日 あおば、きいと&シルク 1月19日 この子たち。 優勝者↓↓↓...
View Articleこんにちは、赤ちゃん
1月12日、コツメカワウソに赤ちゃんが誕生しました! 赤ちゃんは元気な女の子で、両親のアサヒ・キワも赤ちゃんのお世話をしていたものの、授乳が確認されないことから人工哺育となりました。 鳥羽水族館では初めてのコツメカワウソの人工哺育。 初めてミルクをあげた時、ちゃんと飲んでくれるのか?と、ドキドキしながら皆で見守るなか 赤ちゃんは力強くミルクを飲んでくれました。 生命力を感じた瞬間でした。...
View Article両手に華。
皆さんこんちは、ともちゃんです。 2月に入りましたね。 2022年が始まったと思ったら、もう1ヶ月が終わってしまいました。 セイウチたちの恋の季節も本格的に動き出していくことでしょう。 左から、クウちゃん、ポウちゃん、泉ちゃん メスのセイウチたちは「我先に…!!」と、オスをめぐって争う感じではありません。...
View Articleコブモヅルの続き
先日紹介した、熊野灘の底曳き網で採集したコブモヅル亜科の一種の経過報告です。予想に反して意外と状態良好。撮影しようとすると結構アクティブな動きを見せてくれます。 撮影用の照明に反応しているようです。 腕をクルクルとヤギの枝(ホソウミヒバ)に巻き付けたり… ガッツポーズしたり(冗談です) さて、前回の飼育日記で紹介したところ餌について質問がありましたので、今回はそれについて少し紹介します。...
View Articleトウアカクマノミが仲間入り!
こんにちは。先日、サンゴ水槽にトウアカクマノミが仲間入りしました! クマノミの仲間はイソギンチャクと共生することで有名ですが、クマノミの種類ごとに相性の良いイソギンチャクが違います。...
View Articleいつもキミに注目しています。
皆さんこんにちは、ともちゃんです。 ついに、ポウちゃんが1200kgに到達しました! 毎度同じような写真ですいませんm(_ _)m 1月31日の体重が1210kgでした。(前回比+25.0kg) 16年前に水族館にやってきた時、70kgほどだったポウちゃん。↓ それが今では日本のセイウチ界で3本の指に入るほどの大きさに成長しました。 なんか少し涙が出そうになりました。...
View Articleザリガニフード
鳥羽水族館のザリガニのエサは、魚肉などを元に作られたペレットや市販のザリガニフードを与えています。 ただそれだけでは栄養が偏るといけないので、落ち葉を使ったお手製のエサも与えています。 作り方 ①真冬に落葉広葉樹の落ち葉を拾い集める ②ネットに詰める ③淡水の濾過槽に沈めさせてもらう たったこれだけでOK。 2~3ヶ月したら食べられます。 ・3ヶ月たった落ち葉...
View Articleセイウチのソノリティ
皆さんこんにちは。まえだです。 水中で暮らす生きものたちにとって「音」は大切なコミュニケーションツールです。 視覚の場合、水中では遠くまで見通すことは難しく、太陽の光が届く距離も限られています。 一方、音は空気中の4倍以上の速度で伝わり、空気中よりも遠くまで届けることが出来ます。 クジラやイルカの仲間が餌を採る時や繁殖期に音を使うことは有名ですね。 さて我らがセイウチではどうでしょうか。...
View Articleコマチはウミシダの別名です。
先日入館したハナウミシダをよく見ると… 盤の裏側に小さなエビが隠れていました。 コマチテッポウエビですね。 これはウミシダと共生するエビの一種で、特にハナウミシダではよく見かけます。特に珍しい種類というわけではありませんが、コロンとしたフォルムがなかなか可愛いじゃないですか。大きさは1㎝ほど。 今回の個体はメス。本種は体が少し透けた感じなので、抱えた卵がよく見えます。...
View Articleさぁ~て、ど~っちだ。
皆さんこんにちは、ともちゃんです。 さて、先日1200kgを越えたポウちゃんと、少し前から協力してもらっているトレーニングがあります。 ↑これはどんなトレーニングだと思いますか? サッカーボールとバスケットボールをポウちゃんに提示して、サッカーボールを見せたら「バイバイ」を、バスケットボールを見せたら「オホホ(鳴く)」を求めるトレーニングです。...
View Article水たまりの忍者
新しい展示を「へんな生きもの研究所」で始めました。 ミジンコです。 厳密にはDaphnia magnaという種で、オオミジンコです。 世界最大のミジンコですよ! 最大5mm ところで、ミジンコって英語でなんて言うの? Water flea=水の蚤 です。...
View Article寒いところで生き抜く術。
皆さんこんにちは、ともちゃんです。 先日の飼育日記で「アレンの法則」について紹介しました。 その「アレンの法則」と同じく話題に上がるのが「ベルクマンの法則」です。 ベルクマンの法則とは… 「恒温動物において、同じ種でも寒冷な地域に生息するものほど体重が大きく、近縁な種間では大型の種ほど寒冷な地域に生息する」というものです。...
View Articleコケムシが新種記載されました
皆さんはコケムシ(外肛動物)をご存じでしょうか? 数㎜ほどの小さな個虫が集まって群体をつくる水棲の無脊椎動物ですが、水の中を探さなくてもスーパーに並んだカキやホタテの貝殻に付いていたりすることも。 以前、名前(学名)の付いていない深海性のコケムシを見つけたので、研究者に調べてもらっていました。当時の様子について詳しくはこちら↓...
View ArticleTrichechusの語源
私は中学生ぐらいの頃から学名などの語源を探るのが好きでした。 学名は一般に属名と種小名の2つで構成されますが(例えばヒトならHomo spiens ラテン語で「賢い、人間」の意味)、名付けた人が感じたであろう、その生物の特徴が反映されていたりするのが面白いですね。 例えば人気者のラッコの学名は「Enhydra...
View Articleホネナシサンゴ
まだまだ寒い日が続きますが、立春を迎えたことですし、少しでも春っぽい生き物を紹介しますね。 ホネナシサンゴの仲間です。色味が春っぽいかな、と。 まずは、へんな生きもの研究所のキンチャクガニ水槽にいるオレンジのホネナシサンゴの一種。 ホネナシサンゴは分類学的研究があまり進んでいないグループのようで、本種の種名ははっきりしません。 さわやかなオレンジ色が良い感じ。この種は分裂してどんどん増えています。...
View Articleどんな出会いがあるのかな。
皆さんこんにちは、やはたです。 ついこの間新年を迎えたと思っていたらもう2022年も1ヶ月と少しが経ちました。 さっそくですが、皆さんにお知らせです! 昨年の8月末頃に飼育日記でご紹介した、ミナミアフリカオットセイ『ラン』親子、お外にお散歩へ行こう計画についてです! 見ていない方はこちらから⇒(https://diary.aquarium.co.jp/archives/54351)...
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