今年もワクワクしタイガー。
皆さんあけましておめでとうございまセイウチ、ともちゃんです。 毎年恒例のお正月飼育日記で幕を開けました2022年。 今年は色んなことにトライしたいなと思います! 写真撮影時のみ、マスクを外しています。 まだまだ安心できない世界情勢ですが、今年もお客様・動物との「繋がり」を大切にしていきたいです。 元旦からいつもと変わらない活発な様子のセイウチたち。...
View Article2022年もきらめく年に
あけましておめでとうございます!みなみです(^-^) 今年もラッコたちにお年玉アイスケーキをプレゼントしました\(^O^)/ キラはクリスマスに続き、鳥羽水族館で初めて迎えるお正月です!(↑写真はメイ) 毎年豪華なイセエビをプレゼントしているのですが、皆さんもご存知の通り、キラはイセエビを食べることができません。笑 そんなキラにも喜んでもらうため、今回も担当飼育員が工夫を凝らしました。...
View Article細目のラッキーバード
鳥羽水族館を楽しんでいただき、お帰りになる際にこちらの生きものと遭遇した事はありますでしょうか? こちらは「インドオオコノハズク」というフクロウの仲間で、名前は「ミミちゃん」。 時々ですが、お帰りになるお客様の見送りをミミちゃんと共にさせてもらっています。 私とは対照的に身体も小さく、愛らしい見た目なので、気になって立ち止まってくれる方は多いんですが、皆こう言います。...
View Articleキバが伸びています。
皆さんこんにちは、ともちゃんです。 さて、1月1日は「キバの日」です。 正式な「◯◯の日」ではなく、鳥羽水族館のセイウチームにしか通用しません。笑 簡単に言うと「キバの長さを測定する日」です。 昨年まではキバの長さを不定期で測定していましたので、定期的に測定するようにチーム内で共有して測定する日を1月1日と決めました。 キバ測定の様子です。↓...
View Articleテヅルモヅルの“すねかじり”行動
明けましておめでとうございます。本年も飼育日記をよろしくお願いします。 振り返れば、昨年、私の飼育日記の更新回数は182回。12月後半は忙しくてサボっていましたが、久しぶりの180回オーバーでした。 今年も無脊椎動物ネタを中心にガンガン書き込んでいきますよ。 さて先日、へんな生きもの研究所のサメハダテヅルモヅルを見ていて、小さな個体が付いていることに気付きました。...
View Articleようこそ、セイウチ沼へ。
皆さんこんにちは、ともちゃんです。 ともちゃん宛に年賀状が届きました。 「ジュゴンのセレナ、ラッコのメイちゃん、バイカルアザラシのニコくんが大好きで飼育日記を見ていたのですが、ともちゃんの日記を拝見し、セイウチが(も)大好きになりました!」という内容でした。 回り回って、よくぞ辿り着いてくれました。お帰りなさい(^^)...
View Articleアース、魚の味を覚えた!
みなさんあけましておめでとうございます!おおにしです(^^) 去年の7月に産まれたイロワケイルカの仔、アース!もう見に来ていただけましたか? 食べる量も増え、お客様に子どもがいないと言われるほど体も大きくなりました。笑 今回はそのアースのお食事事情&風景について! 餌は「シシャモ・オオナゴ」の2種類をあげています。...
View Article誰かの心に残りますように。
皆さんこんにちは、ともちゃんです。 昨年の年末、セイウチふれあいタイムが終わった後にお母さんと娘さんが話しかけてくれました。 「5、6年前(娘さんが小さい時)にセイウチショーを見に来たことがあるんですが、ポウちゃんは元気ですか?」と。 はい!!むちゃくちゃ元気です!!!! ちなみに6年前のポウちゃんがこちら↓...
View Article凸ってみたモン
そう言えば、11月の生物採集で漁師さんから頂いたユウモンガニの紹介がまだでしたね。 こちらがそのユウモンガニ。まだ若く小さな個体です。決して珍しい種類ではありませんが、志摩半島の生物採集ではあまり見かけない印象。 丸みのある体と眼がなかなか可愛くて、個人的な推しガニです。 背面はこんな感じ。ユウモンは「有紋」かな? ちなみに英名はConvex...
View Article「fang」か「tusk」か。
皆さんこんにちは、ともちゃんです。 セイウチの特徴と言えば、この「キバ」でしょうか。 セイウチである以上、オスにもメスにも生えてくるこのキバ。 キバ(牙)は英語で表すと「fang(ファング)」または「tusk(タスク)」です。 ひとくくりにキバと言っても色んな動物が持っていますよね? では、セイウチのキバは「fang」?「tusk」?どちらでしょうか??...
View Articleマンジュウヒトデ
コーラルリーフダイビングゾーンのサンゴ水槽(E3a水槽)に可愛いマンジュウヒトデがいるのですが… 最近、このコらの食害がチラホラと目立ち始めてきました。 画像の左側、白くパッチ上になった部分がそれです。 …そう、マンジュウヒトデはサンゴを食べるのです。個人的に好きなヒトデなんですけどね。...
View ArticleTSA80号が完成しました!
みなさん、こんにちは。 今日は、当館の定期刊行誌【T.S.A.】(Toba Super Aquarium)の80号が完成しましたのでお知らせしますね。 TSAは年に2回発行しています。(執筆・撮影・編集はそのほとんどを当館スタッフがやっています。) 正直言うと「やっと完成したぁ~」って感じです。 毎回言ってますね… さて、最新80号の内容をちょっとご紹介。...
View Articleもしかしてだけど~。
皆さんこんにちは、ともちゃんです。 昨年の飼育日記でポウちゃんに「水面に浮いてくださいね~(通称:浮いてね~)」と伝えるトレーニングについて書きました。 (その時の日記です→https://diary.aquarium.co.jp/archives/55056) この飼育日記を書いた時は行動が完成していました。 昨年10月の「浮いてね~」。...
View Articleキャッチ&リリース
こんにちは!おーむらです! 水の回廊にいるミナミアフリカオットセイの【ひじき】 最近は、開館前のトレーニングで飼育場の外へ出る練習をしたり、拍手が出来るようになったりと出来ることが増えてきました。 そんな中最近練習中なのが、フリスビーの投げ返しです。 文字通りトレーナーが投げたフリスビーを口でキャッチした後そのままトレーナーに投げ返す種目です。 ⇓練習風景がこちらです。 うーーーーん。分かりにくい。...
View Articleパラオオウムガイ№95
小学生を中心に、意外と人気の高いオウムガイですが、今、国内でなかなかその姿を見ることはできません。 2017年から国際的な商取引に規制がかかり、特別な許可がなければ輸出入ができなくなったからです(特にフィリピンの個体群が乱獲により個体数が減少したため)。今、見ることができる水族館は鳥羽水族館ぐらいかも。...
View Articleキミの枕になりたい。
皆さんこんにちは、ともちゃんです。 年が明けてから寒すぎることはない日が続いていましたが、今日は寒さが増しました。 ツララを飼育展示している水槽には擬岩(自然を再現したような岩場)の場所がいくつかあります。 擬岩は自然の岩を模した作りですから、触るとゴツゴツ・デコボコしています。 この時期は朝の見回りの時に、セイウチたちは寝ていることが多いです。...
View ArticleVS カワテブクロ
昨日、へんな生きもの研究所のカワテブクロが何故か荒ぶっていました(いつもより動きが活発)。 たぶん驚いたのは、同居するカルイシガニ。 普段はじっと動かないカワテブクロ先輩が迫ってくるとは…! 皆さん、ご安心を。カワテブクロの餌は海藻や有機堆積物、動物の死骸など。カルイシガニを襲って食べることは無いはず。 荒ぶっていたと言うか、ただ移動していただけなんでしょう。...
View Article大水槽の魅力!
新年が明けました! 皆さんはお正月をどのように過ごされましたか? 私は潜り初めを終え、今年1年も安全に良き潜水が出来るように祈りを込めて掃除しました。 ※行事とかではなく、ただの個人的感情です。笑 さて、今回は当館の大水槽の魅力についてお話ししたいと思います。 最近大水槽の近くにいると、よく「ダイビングしているみたい」「綺麗、映える~」との声を聞きます。 確かにそれについては同意です。...
View Article正体不明の二枚貝が貝殻に…
昨日、へんな生きもの研究所のアパート水槽に小さな二枚貝が沈んでいることに気が付きました。 これは、ちょうど1年前に、熊野灘の沖合底曳き網採集で水深200-500mあたりから採集した正体不明の二枚貝です。予想より長く生きていたのに残念です(もう1匹は生存中)...
View Articleセイウチにもしっぽがありますよ。
皆さんこんにちは、ともちゃんです。 皆さんがセイウチと聞いてイメージするものは何ですか? 恐らく見た目の情報でいくと… 「口の周りのヒゲ」と「2本のキバ」ではないでしょうか?? ボクも、セイウチふれあいタイムやお客様から聞かれた時には、この2つは必ずと言っていいほど口に出します。 そして皆さんの知らないセイウチ情報で、恐らく3本の指に入るもの…。それは…。 セイウチにも「しっぽ」があること。...
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