昨日の自分を越えてゆけ。
皆さんこんにちは、ともちゃんです。 7月20日、セイウチの赤ちゃんが生後1ヶ月を迎えました\(^o^)/ 体重の方も順調に成長しており、、、 産まれた時は52kgだった体重が59kgまで増えました!(・□・;) 単純計算だと、1ヶ月で+7kgということは1年で+84kg…。 来年の6月20日には140kg…。苦笑 まぁでも無事に1ヶ月を迎えられたこと、嬉しく思っています。...
View Articleコノハガニ
へんな生きもの研究所のアパート水槽24号室でオスのコノハガニを飼育しています。 このオスは先月21日に鳥羽の漁師見習いMさんからいただいたもので、1ヶ月の間、単独で飼育していました。 さて。昨日、そのMさんからまたコノハガニをいただきました。同じ海域で採集された個体で、今回はメスでした。...
View Articleオタリアの赤ちゃん誕生です!
こんにちは。まみかんです。 今回は、7月14日に誕生したオタリアの赤ちゃんを紹介します! とっても元気な可愛い女の子。お母さんは「あられ」、お父さんは「クーバ」です。2年前に産まれた「みぞれ」の妹で、大きな声でよく鳴いてお母さんに甘えています。産まれた時は9.2kgだった体重は10.4kgまで大きくなりました。お母さんのミルクをよく飲んでスクスク育ってます。泳ぎだってすごく上手なんですよ!...
View Articleコノハガニが産卵
コノハガニのメス。背側 腹側 先日、オスのコノハガニを飼育している水槽にメスを導入したら、オスがメスに近づいていきなり交接を開始した…と書き込みましたが、その日の夜、宿直の合間に観察していると、メスが腹部をパカッと開けてきました。 よく見ると、そこには黄色い卵塊が!どうやら昼間の交摂直後に産卵したようです。 孵化しても育てることは技術的に難しいとは思いますが、孵化が今から楽しみです。 【飼育研究部...
View Articleいい夢みてますか?
ジメジメして蒸し暑くなり、ビーバーの水槽も気温が高くなってきました。 最高気温が35度を超える日も出てきましたが、ビーバーたちは変わらず、元気に過ごしています。 そんなある日、寝ているキイちゃんを見ると・・。 前肢がきれいに揃って、いつもより上品な寝姿(後ろ肢は・・ですが)だったので、思わず写真を撮りました。 スヤスヤととてもいい夢みてそうな寝顔です。...
View Articleヤマトトックリウミグモが摂餌した⁉
熊野灘の深海で採集されるヤマトトックリウミグモ(クモの仲間ではありません)は、大きな「徳利」のような吻を持っていますが、これはどのように使うものなのか(なぜこんな形なのか)謎でした。 それが、今から6年前、偶然、イソギンチャクに食らいついている姿を見かけて、イソギンチャクを食べるための形では?と思い至りました。...
View Article大人への階段は一段ずつ、慌てず上っていって欲しいと思う
7月もいよいよ終わりですね。梅雨明けはまだでしょうか? 今日はあままから元気が出るニュースを! ニコ君が160日齢を迎え、体重も17Kgを超えました~! そして、何と!!!小さいプールから大人達と一緒のプールへとお引越ししました。 大人の階段をまた、一段上りました。...
View Articleカンムリヒトデスイクチムシ生存中
こう見えてカンムリヒトデスイクチムシはゴカイの仲間です(2015年に熊野灘の深海で採集して、2017年に新種記載されました)。 カンムリヒトデの胃の中で生活していますが、ヒトデに対して特に悪さをするわけではないので、寄生と言うよりも共生と言った方が適当かもしれません。...
View Articleやりたくなる
これを見ると、 やりたくなるんですよね。 ズビしっ! 。。。zzz… わしゃわしゃ 。。。zzz… わしゃわしゃわしゃわしゃ! !!!!!!!! ・・・ 。。。zzzzzzz・・・ 当館のアメリカビーバーはちょっとやそっとのことでは起きません。 鳥羽水族館 飼育研究部 つじ
View Articleニコとうなりこのツーショット
今年生まれたバイカルアザラシのニコを7月31日に年長の6頭のアザラシと同居させました。6頭がニコにケガをさせないかと心配でしたが、お互い妙によそよそしく1日目は何も起こりませんでした。...
View Articleコケガエルの卵とオタマジャクシ展示
おはようございます。tanizo-です。 以前の飼育日記にも書きましたが、5月10日にコケガエルが産卵しました。それらは2週間後にふ化して順調に育ち、先日幼蛙(ようあ)となり上陸しました。その後もそれぞれのペアで計8回の産卵があり、バックヤードでは各ステージのオタマジャクシが所狭しと飼育されています。...
View Article「やまおかの推し魚」第1回キホウボウ
さて、本日の日記は「やまおかの推し魚」のコーナーです。 突如始まりましたが、このコーナーでは私やまおかが個人的に好きな魚たちのラブリーでチャーミングな見た目や生態なんかをご紹介していこうと思います!! そして、記念すべき第1回は・・・・・ はい、「キホウボウ」です!! もうこの美しい見た目だけで惹かれてしまいますね。...
View Article毎日がスペシャル。
皆さんこんにちは、ともちゃんです。 8月に入って、梅雨も明け、セイウチの赤ちゃんも生後40日を越えました! 時間限定(11時~14時)の一般公開も始まって、たくさんのお客様の目に触れる機会が増えました。 プールの水深が深くても大丈夫!泳ぎが上手になってきました。 この息継ぎしている瞬間の「シェー!!」って顔が大好きなともちゃん。 なんか、見たことあるなぁ…。 誰かに似てるなぁ…。...
View Articleオオべソオウムガイが孵化しました
飼育日記で発生状況をお伝えしていたオオベソオウムガイですが、8月1日の閉館後に無事に孵化しました! オオベソオウムガイとしては久しぶり(4年9ヶ月ぶり)の孵化になります(前回の孵化は2015年11月)。 鳥羽ではオオべソオウムガイとしては通算63番目の個体なので個体識別番号はM63です(Mはオオベソのオウムガイの学名”Nautilus...
View Articleカニのヒゲボンボン成長中
熊野灘の水深200mで採集したエンコウガニの第1触角についていた謎生物「カニのヒゲボンボン(仮称)」。 最近、頻繁に紹介していますが、この生物はアミヤドリムシ類の一種で、未記載種である可能性も高いことがわかりました。いずれ種類を特定しなければいけませんが、カニ共々状態は安定しているので、まずは水槽内で生態データを集めるために飼育継続中です。...
View Article夜の水族館で何を見る?
皆様こんにちは。目一杯暑い日々がやってきましたね!しかしよくよく考えてみると、夏という時期は思ったより短め。そう考えると頑張れそうでしょう?熱中症対策をしっかりと!...
View Articlewater lily|睡蓮
日本の川ゾーン、里山コーナーの金魚水槽でwater lily (睡蓮|スイレン)が綺麗に咲き始めました。 water lily とはそのままで「水生のユリ」という名前なのですが、分類学的にはユリ(ユリ科)は被子植物のなかでは原始的な単子葉植物なのに対して、スイレン(スイレン科)は双子葉植物なので全く違います。...
View Article泥んこの亀だったね
やっと梅雨が明けましたね!ようこそ真夏!! 暑い日は続きますが、ジメジメしているよりも、カラッとした暑さの方が過ごしやすいですよね。 さて、奇跡の森ではアカアシガメが写真のように土を掘っている時があります。 これは卵を産む穴を掘っている時によく見られる行動です。 産み落とされる瞬間を一目見ようと見守りますが、穴を掘っただけで満足してどこかに行ってしまう事もしばしば・・・(笑)...
View Articleただ、寄り添うだけ
今年も初夏を迎える頃から、鰭脚類の出産シーズンが始まりました。 うまく妊娠や出産が進むように色々な取り組みをしなくてはいけない季節です。 獣医の私は初夏までは産婦人科、その後は必要ないと嬉しいですが小児科です。 この話はさておき、 先日誕生したセイウチくんは、お母さんのクウちゃんの母乳がうまく出なかったこともあり、代わりに私たちが育てることになりました。 こんなかんじ。。え!?2頭??...
View Articleオペラ座の怪人
現在、へんな生きもの研究所で展示中の1匹のゾウリエビは、体の表面をカイメンの仲間に覆われています。オペラ座の怪人のよう(笑)。 こんな風にカイメンに覆われているゾウリエビってあまり見かけない気がしますが、カイメンはエビの表面を覆っているだけなので、ゾウリエビに悪影響は特にないと思います。カイメンの種類が気になります… さて。...
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