オオベソオウムガイ卵の近況
経過観察を続けているオオベソオウムガイ卵(#3)の近況報告です。 4月上旬に発生を確認して、今から3週間前にも経過をお伝えしましたが、 それからぐんぐん成長を続けて… 今はこんな感じ。 かなり殻が見えてきていますね。 これまでの経験上、水温23-24℃だとオウムガイ類は産卵から孵化までにおよそ10ヶ月かかります。この様子だと今月中には孵化するかなぁ…...
View Article僕ちゃんの寝顔。
ウソみたいだろ。寝てるんだぜ、これで。 いつか「セイウチ寝顔大全」みたいな本を出したいともちゃんです。 セイウチの赤ちゃんが生後14日を迎えました。 1日を通しての生活リズムが少しづつ分かってきたかなぁという感じです。 人間もセイウチも赤ちゃんの頃は似たようなもので、ワンワン鳴いて、ピーピーはしゃいで、少しまどろんで、疲れたりお腹いっぱいになると寝ていきます。...
View Articleたくさん産まれました!
みなさんこんにちは!今回は少し前からご報告しようと思っていたことがあります。 こちらのマダラヤドクガエルが、3月中旬頃から数回に分けて、たくさんの卵を産んでくれました! 一時期はこのようにズラリとオタマジャクシが並んでいました…まるで保育園のようです(笑) 現在は順調に発生が進み、 まずは後肢が生えてきて…...
View Articleどんな色でも良い
私はラッコを担当していますが、毎日ラッコのお世話をしているわけではありません。 最近、休み明けや 3日4日ぶりにメイちゃんに会うと 胸のあたりの毛が白くなったような…?と思うときがたまにあります。(たぶん気のせい) ラッコは大人になるにつれ、体の毛が 胸や顔のあたりから茶色っぽい色から白っぽい色に変わっていきます。 バイカルアザラシとは逆ですね(°0°)...
View Articleどうか使ってください!!
お久しぶりです。 止まぬ雨はなし。明けぬ夜はない。と言いますが一刻も早く梅雨とこの状況が落ち着いてほしいものですね。 さて、先日のことですが仕事の合間に水族館近くの公園に行って参りました。 何をしに行っていたかと言いますと…。 写真のような枝を集めに行っておりました。 長さ良し、硬さ良し、尚かつ折れにくい、そんな感じの枝をひたすら集めました。 この枝を一体何に使うのか?...
View Articleニューフェイス
みなさんこんにちは(^^) 実は、昨年の11月にカリフォルニアアシカが1頭新しく仲間入りしました。 名前は「シノ」男の子で、年齢は3歳です。愛知県名古屋市にある東山動植物園からやってきました! シノは、来た頃から大人しくマイペースな男の子で、どこかまだあどけない表情が可愛らしいです。 少し垂れ目です。 毎日トレーニングに励んでいます! じーっと集中。 お口の中のチェックも出来ます!...
View Articleヒゲボンボンの正体
6月3日に熊野灘の水深200mで採集したエンコウガニの第1触角に不思議な丸いボンボンが付いていた、と先日の飼育日記で紹介しました。 この謎生物は、ひとまずヒゲボンボンと名付けて正体を調べてみることにしました。 おそらく寄生性の甲殻類じゃないかと予想したのですが、国内外の研究者の方々に訊ねてもなかなか正体が判明しません…...
View Article超ロ~ングフリスビー
6月21日に企画広報室からアシカショー新種目として Twitterにアップしてくれた【超ロ~ングフリスビー】 今日はキャッチ側の静止画で紹介したいと思います!! 1でここから投げるよ!と伝え、 2でフォームを意識して構え、 3で放つ!←大体投げた瞬間に成功するかしないか分かります 決まる!と思ったら4でショー中は観客席に向かっての決めポーズの準備をします v( ̄  ̄) or ( ̄∇ ̄)b ドヤ...
View ArticleTSA最新号が完成しました!
TSAの最新号(2020年夏号)が完成しました! (TSAは当館が夏と冬の年2回発行している定期刊行誌の名前です) 今回も頑張って編集させていただきましたっ! さて、ご紹介! 今号の特集は【ラッコ飼育の現場から】 ラッコの「メイ」のお話と、日本の水族館でのラッコ飼育の現状について、担当スタッフに執筆してもらいました。 ということで、表紙は、ちょっとお茶目なメイを採用してみました。...
View ArticleNEW BORN BABY
3週間ばかり経ちましたが、僕からもセイウチ赤ちゃん誕生の投稿をさせていただきます。 時は少し遡り2016年、クウ第1仔が短すぎる命を終え旅立ったことをこの日記でお伝えし、 誰に言われるわけでもなく「必ず次に繋げる」と、自分の中で誓ってから丸4年。 やっと、1歩、前に進めそうな気がします。 セイウチ担当者の「ともちゃん」と「まえだ」が沢山、熱い思いを綴ってくれたので、...
View Articleかくれんぼ
最近雨が多くてジメジメしますね…今日は、1年を通して比較的湿度の高い気候のアマゾン川に暮らす魚達を紹介したいと思います! Fコーナー ジャングルワールドの入ってすぐ左手にある大きな水槽。ここには主にアマゾン川で生息する大型淡水魚が泳いでいます。 ひときわ目立つこの魚はピラルク。世界最大級の淡水魚です。 他にも、よく水族館では目にするレッドテールキャットやコロソマ等が一緒に泳いでいます。...
View Article物怖じせずに飛び込んだから、7月12日は「プール記念日」。
皆さんこんにちは、ともちゃんです。 セイウチの赤ちゃん、生後3週間を過ぎました。 7月12日、水槽に水を入れて水深を浅くしたところで、僕ちゃんを泳がせました! 最初は警戒?していましたが、入ってしまえば今までの3倍くらいのスピードで動き回っていました。笑 さすがセイウチ。ですが、まだまだ子供。事故のないように少しずつ水深も調整していければと思います。 注)溺れているわけではありません。...
View Articleたまに手伝いにくる人
こんにちは、いそぴーです。 普段は、主にアシカを担当していますが少しだけセイウチの赤ちゃんの人工哺育をお手伝いする事があります。 セイウチ担当I君によると、赤ちゃんは“人懐っこく、ずっとくっついてきて離れる事はほとんどない”とのこと。 私は、入社して初めてのセイウチに緊張しつつも楽しみに赤ちゃんの観察に入らせてもらいました。...
View Articleセレナとボール
このタイトルを見て「なんか見たことあるな~」って思った方。 じつは、同じタイトルで2018年8月に投稿しました。 同じタイトルですが、前回の「ビーチボール編」に続き今回は「ドッジボール編」で書きたいと思います! 前回の遊び道具として入れたビーチボールは、興味は示すものの体に触れるまで5日間かかりました。 そして、当時はイルカのようにヘディングや尾びれでキックしてくれる日を願っていたのですが・・。...
View Article卵が成長してきた
最近、私を興奮させているのは「(仮称)ヒゲボンボン」(水深200mで採集したエンコウガニの第1触角についていた謎生物です)。体長3㎜ほどでしょうか。 アメリカ人研究者からの情報で、この生物はアミヤドリムシ類の一種の可能性が高いことがわかりました。未だ知られていない種類である可能性もあり、期待は高まりますね。 研究者の手を借りて追々、調べていきたいと思います。...
View Articleミルクボーイ。
皆さんこんにちは、ともちゃんです。 セイウチの赤ちゃんがもうすぐで生後1か月になります。 相変わらずの吸い付きボーイ。 #ぴえんアイ?なにそれ、美味しいの? 写真を見て気付いた方がいるかもしれませんが、赤ちゃんの鼻の右側、ピンク色になってますね。 これは模様?皮膚の色?なんなのかはよく分からないですが、赤ちゃんのトレードマークになりそうです!(^^)! 爪もしっかり生えてます!...
View Article新種アカヒトデシダムシ!
この度、研究者の方々(チームシダムシ)と共同でアカヒトデに寄生するシダムシの一種を調べ、外部形態と遺伝子情報から新種アカヒトデシダムシDendrogaster adhaerensとして論文発表しました。 ちなみに、Dendrogaster...
View Articleジュゴン水槽の推しメン。
なかなかすっきりしない天気が続いていますね。。 そんな中、ジュゴンのセレナは今日も元気よく餌のアマモを食んでいます。 食べる勢いが良すぎて、もう給餌板にはほとんどアマモは残っていません。しかし、今日の主役はセレナ…ではなく、写真右端にうつるお魚。 このお魚、アカモンガラといい、ひらひらとした背びれと胸びれでジュゴン水槽でもかなり目をひくお魚なんです。...
View Article雛です
フンボルトペンギンの雛は、鳴いて親に餌をねだります。 ピィピィ鳴いていると、あぁ餌貰ってるな、と思うのですが 今年生まれのみすみちゃんは、よく鳴いて催促する子でした。 よく鳴くなぁ、と思っていたら、バックヤードでお魚を食べる練習を始めても鳴いてくる・・・ 同じ時期に育ったかがみは鳴かないのに(^_^;)...
View Article雨の日晴れの日
最近は雨の日が多く、写真を撮っても・・・ なんとな~くジトっとした感じ。カワウソたちも若干湿っぽい。プールに雨粒も写ってるし。なんせ暗い! ラッコ風ポーズのマーボー。() まぁそれはそれでいいのですが、たまにはカラっとした写真が撮りたい! 今日は久々のお日様!これはカメラを持って行かなきゃ。...
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