カピバラの温泉大作戦も一段落。
日本の川ゾーンの個水槽の作り込みに再びベクトル集中です。
さて、最近、水槽レイアウトに多用しているコケですが…
コケは藻類から進化して最初に陸上に進出した植物群です。
なので、水辺から離れることはできず、半ば水生植物と言ってもいいくらいです。
増水時などは時に水没生活を送るので、水中に適応できる種類も少なくはありません。
アクアリウムで多用されるウィローモスとかリシアとかもコケです。
ということで、里山に普通に見られるコケの水中培養実験をはじめました。
全部で7種類。
どれも魅力的なコケですが、シノブゴケ、ヒノキゴケ、シラガゴケ、スギゴケなどは園芸の世界でも用いられる人気種。
人気種だけあって、見栄えもよくゴージャスな感じですね。
個人的に好きなのは…
アスファルトの隅っこに生えているけど、加湿すれば綺麗な葉をひらくホソウリゴケとか…
一見地味だけれども、よく見ると繊細で華奢なコツボゴケです。
だんだん話がマニアックになってきて…
みなさん、ちゃんとついてこられてますか?(笑)
とにかく、僕なりに水中化できるか予想をしてみました。
どうなるか楽しみです。
飼育研究部 上岡岳