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Channel: 鳥羽水族館 飼育日記
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ウデナガゴカクヒトデのシダムシ

現在、研究者とチームを組んで(チームしだむし)、シダムシの分類学的研究を進めています。 シダムシとは…もうご存じですよね(笑)、ヒトデに内部寄生する甲殻類で、三重県の熊野灘 水深300m付近からは名前の付いていない3種が見つかっています(研究が進めば2種になるかも、ですが) さて。...

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オタリアのクーバくん

みなさんはじめまして!アシカショーチームのまなべです。 初めての日記ですが、今回は僕が担当しているアシカを紹介します! アシカの中でもオタリアという種類の「クーバくん」 とってもマイペースな男の子です。 クーバは少し前にいそぴーさんも日記で紹介していましたが、今回はまた違った特技があるのでそれを紹介していきたいと思います。 その特技はなんと「歌」なんです!!...

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ちょっとだけぽっちゃり

お久しぶりの「あまま」です。いつぶりでしょう?ご存知の方もそうでない方も、宜しくお願いします。現在、あままは、バイカルアザラシの担当をしています。フンボルトペンギンの担当をしているときは、ペンギンによく似ている(歩き方)と言われていましたが、最近は、バイカルアザラシによく似てきた(体型が)と言われているような・・・。なんとなく、担当する動物に、似ていくというのは嬉しいような?この場合は困ったような・...

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オウムガイのウオジラミを比較してみた

今から120年ほど前の1896年、Arthur Willey がニューブリテン島のオウムガイの体表に寄生するウオジラミ類を初めて報告しました(のちに本種はAnchicaligus nautiliと学名が付けられました)。しかし、これは詳細な情報に欠けた報告だったようで、その後、1980年にJu-Shey Hoがパラオ産オウムガイに寄生するウオジラミ類を詳しく調べてAnchicaligus...

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中秋の名月の頃に産卵

先日10月2日(月)は宿直でした。 夜10時頃にへんな生きもの研究所を見回り中、ウミサボテン水槽に何かが舞っていることに気がつきました。 卵です! 産卵は小規模だったらしく、この時は10個ほどしか回収できませんでしたが、翌日の夜にも産卵が確認できたそうです(私は宿直明けで帰宅していました) そして、産卵のタイミングに関して面白い事に気がつきました。 産卵のあったこの日は満月の4日前の中潮。...

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コブシメの展示

今年もDコーナーにコブシメを展示しています。コブシメは全長50cmになる大型のコウイカの仲間で、普段はじっとしていますが、状況に応じて体色を変えるところが魅力的です。 攻撃的になると・・ お腹が減っていると・・ コブシメは冬に繁殖期を迎え、春頃に卵が孵化します。鳥羽水族館では、予備槽である程度成長した後、夏頃に展示水槽に引っ越ししています。...

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パラオオウムガイが入館しました

10月2日、パラオ共和国で捕獲されたパラオオウムガイ10個体が入館しました。パラオオウムガイの入館は実に26年ぶりになります。 現在、6個体(オス2、メス4)を一般公開していますが、国内の水族館でパラオオウムガイが見ることができるのは鳥羽水族館だけです。必見! これがパラオオウムガイ。...

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かくれんぼ名人

皆さんはじめまして! このたび飼育日記デビューしました、「いとう」です!どうぞよろしくお願いします!   さて、今回皆さんに紹介するのはこちらの水槽です。   奇跡の森にある一際目立つ(?)この水槽でどんな動物が飼育されているかご存知でしょうか? 正解は、、、こちら!...

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実は最近、、、

みなさん、はじめまして! 自己紹介が遅れましたが、今年9月で飼育員3年目に突入したなついです。   今回は私が担当しているゴマフアザラシのおじいちゃん、ホクト(17歳)を紹介します。 ホクトはLコーナー「水の回廊」という所で、はる(19歳 ♂)と同居しています。 ホクトは、はるよりも全身黒っぽい色をしています。プールで浮いている時に口元をよーく見ると前歯が見えているんです(笑)...

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パラオオウムガイ 繁殖の第一歩

オウムガイ類の繁殖行動は「交接」で、向かい合わせになったオスが交接腕を使ってメスに精包を手渡します。 交接(画像はオオベソオウムガイ) 精包の中には30cm近くある長い精莢(せいきょう)が入っていて、その中に精子がつまっています。 メスの口の下側には精包を受け取るポケット(ヴァランシエンヌ器官)があり、ここを見ればオスから精子を受け取ったかわかる場合があります。 さて。...

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オウムガイのウオジラミ(オス)が見つかりました

寄生虫(パラサイト)を書く前に本体のオウムガイ(ホスト)について書けよ、って話ですが、どちらも好きなのでご容赦下さい(笑) さて。 先日紹介したパラオオウムガイに寄生する珍しいウオジラミの仲間Anchicaligus nautili アンキカリグス・ナウティリの話題です。 これはメスで、後ろに伸びた2本の尾のようなモノは卵嚢です(腹側から撮影)体長4.5mm...

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青い!

「青っ」「見て見て青い」この水槽の近くで作業をしていると、よく聞こえてくる言葉のほとんどがこの言葉です。 たしかに(青い)それ以外の表現のしようがないキレイな青さです。 鳥羽水族館で展示している生物で1番の青さです。 マロン(ブルーマロン)という、でっかいザリガニ 1度は見ておく価値あり!! 【飼育研究部 せこ】

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伝わってるよ?

  どうも皆さん、こんにちは。飼育日記はサボり気味なともちゃんです。   さぁ、今日は久しぶりの飼育日記。特に内容も決まってないんですが…。 とりあえずセイウチたちは元気です。 今日から3連休でセイウチショーも盛り上がってます! お客さんが多いとたくさん笑ってくれるし僕たちも楽しくなるんですが、心の隅っこで「どれぐらいセイウチのこと伝わったかなー。」と考えることがあります。...

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サンゴ水槽のホシダカラ

エントランスホールのサンゴ水槽の掃除中、珍しい生きものに遭遇しました。 ホシダカラです!観覧面のガラス近くをゆっくりと這っていました。 実はこのホシダカラはこのサンゴ水槽ができた2003年11月に搬入した個体で、もうかれこれ14年この水槽にいます…(飼育は1個体だけ) 普段は岩陰に隠れてほとんど姿を見ることはありませんが、カイメンか何かを食べているのでしょう。 相変わらず状態は良さそうです。...

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ニシキエビの卵は…

コーラルダイビングゾーンの水槽では、ここ数年、メスのニシキエビが潜水掃除のダイバーを執拗にハグする不思議な行動が観察されています。 普段はだいたい岩陰に隠れているのに突然スイッチが入ったかのように激変。 初めて確認したのは3年前の2014年8月。 その後毎年1、2回この行動が観察され、その後は決まって産卵(抱卵)します。 (ちなみに、ニシキエビは長期間単独飼育なので、卵は未授精…のはず) さて。...

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ウミサボテンの幼体

10月2日の夜のウミサボテンの産卵は小規模だったようで、回収できたのはわずか10個だけでしたが それでもその内の8個は発生が進んでいます。 ただ、去年の幼生と比べると、どういう訳か成長はかなり遅いようです。 8日ほど経過して、現在はこんな姿(画像左が口。8本の触手ができはじめています) イソギンチャクのような形です。 全長1-2mm....

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体重測定

皆様はじめまして!セイウチ担当のまえだといいます。 今まで先輩のともちゃんさんの日記やツイッターに名前や写真などでちょこっと登場していましたが、今回から私も飼育日記デビューとなります。どうぞよろしくお願いします。   さてさて もちろんセイウチの話題です。...

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アフリカマナティーの上唇

いつも紹介している無脊椎動物以外に、私はアフリカマナティーも担当しています。 1996年のアフリカ調査(捕獲・輸送)以来の関わりなので、すでに20年以上になりますが、そんな彼らの かわいい体のパーツのひとつが上唇です。 これを器用に動かして餌(牧草やレタス)をつかむ仕草に萌えます(笑) 餌を求めて浮上するメスの「みらい」...

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ウミサボテンの幼体

先日お伝えしたばかりのウミサボテンの幼体ですが、休みをはさんで昨日確認すると大きく成長していました。 ポリプの触手が羽枝状になっています。 4日前の姿。 これを含めて回収した10卵のうち8つはひとまず順調に成長しています。 あいかわらず成長は遅いですが、日々成長する姿を間近で見るのはなかなか楽しいものです(笑) 今後はウミサボテン飼育に力を入れている後進の飼育員に管理を託そうと考えています。...

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アカメアマガエルの赤ちゃん

みなさん、こんにちは!初めて飼育日記を書く、あおくらです。よろしくお願いします!今回は、鳥羽水族館で生まれたアカメアマガエルの赤ちゃんを紹介したいと思います。...

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