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Channel: 鳥羽水族館 飼育日記
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深海性ヒドロ虫…続き

前回、お伝えした深海性ヒドロ虫はなかなか興味深いです。 詳細については、また違う場所であらためて公にできればと…思っています。   このヒドロ虫は最初に見つけた基盤と違う場所でも見つかりました。 水深200~300mの海底から採集した沈木の表面です。   この画像以外の場所でも結構たくさんの付着が確認できました。 群体には形態の異なる栄養個員と指状個員がいます。...

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ウミエラにテヅルモヅルが付着しています

5月に尾鷲市沖水深180mで採集したウミエラの仲間(ホソウミエラ?) このウミエラをよく見ると… 盤径2㎜ほどの小さなテヅルモヅルが付着しているのがわかります。 (以前も飼育日記で紹介しました) http://www.aquarium.co.jp/diary/archives/10759   採集直後に腕が崩れて、このまま弱って死んでしまうだろうと思っていたのですが…ひとまず状態良く生存しています。...

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スナメリの赤ちゃん。

こんにちは。 7月3日に誕生したスナメリの赤ちゃん。 今日もしっかりとお母さんに寄り添うように泳いでいますよ。 母親のマリンも赤ちゃんが壁やガラスにぶつからないように泳ぎをサポート。 お乳を吸う赤ちゃんはちょっとへたっぴのようですが、生きる為に一生懸命です。 そんな親子がいるスナメリ水槽は、現在こんな形になっています。...

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セノテヅルモヅルの幼若個体

前回の飼育日記で深海性のテヅルモヅル不明種の幼体について書き込みましたが、浅海種のセノテヅルモヅルでは、成体に付着したもう少し成長が進んだ幼若個体を見かけることがあります。 観察例はあまり多くないのですが、幼若個体は成体にしっかりと付着しており、位置を変えることはあっても自発的に他の成体へ移動することはほとんどありません。 これは今朝撮影した幼若個体です ↓...

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メナガグソクムシが入館しました

全国のグソラーさん!こんにちは。   少し前になりますが、県の水産研究所の職員からメナガグソクムシが捕れたので要りますか?と連絡がありました。 もちろん頂戴して、へんな生きもの研究所(ヤマトトックリウミグモ水槽)に収容しました。 2つの大きな複眼が癒合したなかなかインパクトのある面構え。 メナガ(目長)グソクムシという呼び名にも頷けます。...

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目ん玉つながりのグソクムシ

グソラーのみなさん、こんばんは! さて、前回アップした飼育日記は思いのほか「リツイート」と「いいね」が伸びまして、それほどウケそうなネタでもないのに何故?と不思議に思っています。 まぁグソクネタはいつも反響が大きいので、全国のグソラーさんのおかげでしょう。...

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深海の沈木が育む生態系

最近、気になる「へんな生きもの研究所」の生きもの達は…例えば、深海の和名なしウニPrionechinus forbesianus ウニ2号が1号の上に乗って、鏡餅~ ウニ2号は、時々1号から3号に乗り換えたり… 不思議な行動の観察は継続中。 Prionechinus forbesianusはいつも海底の沈木に付着していて、これを餌にしているようです。 沈木が育む生態系。...

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オウムガイ№149と№157

公式Twitterですでにお伝えしましたが、先日7月10日はオウムガイ№149の5歳の誕生日でした。 水族館で孵化した個体として長期飼育世界記録を更新中の№149、前人未踏の5歳の誕生日を無事に迎えました。 このままできるだけ長生きしてもらいたいものです。 以前も飼育日記に書き込みましたが、http://www.aquarium.co.jp/diary/archives/10147...

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キシュウベッコウタマガイが入館しました

昨日、久しぶりに水族館近くの磯に採集に出かけました。 残念ながら、今回もお目当ての生きものは見つからなかったのですが、たくさんのアオウミウシと初採集となるキシュウベッコウタマガイをゲットして帰館しました。   これがキシュウベッコウタマガイ。 指先に乗るほどの小さな巻き貝ですが、貝殻は軟体部(外套膜)に完全に覆われていてまるで貝っぽくありません。...

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一期一会

昨日、久しぶりに磯採集に行ったと書き込みましたが、お目当ては去年の8月に採集したきりのムシモドキギンチャクの仲間。 採集地点もはっきりしているのに、なぜか見つけたのはその時一度だけで今回も空振り… あれ以来ずっと探しているのですが、なぜか全然見つからない… 本種は小型のイソギンチャクの仲間(ムシモドキギンチャク科)でどうやら未記載種(名前が付けられていない)のようです。...

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多毛類の幼生らしきものが誕生しました

今朝、開館前にへんな生きもの研究所の見回りをしていて、ヤマトトックリウミグモ水槽に目が留まりました。 水槽の底、ある一ヶ所(矢印)から小さなゴマ粒みたいなものがポツポツと浮き上がってきているじゃありませんか! とは言え、1㎜もないほどの大きさ、目を凝らして観察しないとよくわかりません(矢印)。   全体的な印象はサンゴのプラヌラ幼生に似ている。...

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母さんオオグソクムシ近況

5月25日に幼生を抱えた状態で採集された母さんグソク。 1ヶ月そのまま保育状態が継続し、6月21日に2匹の幼生が産み落とされました。 オオグソクムシの幼生が親から離れるときは一斉に覆卵葉からワラワラと出てくると思っていたので、2匹だけとは予想外…そして、残念ながら2匹は翌日までに死亡… もしかして弱い子が排除された…?   画像はその数日後、背後から撮った母さんグソクムシ(6月26日撮影)...

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タッカ・シャントリエリ

今回は少し毛色の違った話題です。   1年前、へんな生きもの研究所がオープンした日に、お祝いにいくつか花をいただきました。 この鉢花もその一つ。ひげの長い黒猫のようなタッカ・シャントリエリ。 今もへんな生きもの研究所の入り口にあります(花は咲いていませんが) オープン当日は会場はたくさんのお客様でごった返し、花は気付かないうちに届けられていました。...

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TSA最新号!

今日も暑かった、鳥羽であります。 先日お知らせしましたとおり、当館の定期刊行誌の最新号が完成しましたので、ご案内します。 当館の定期刊行誌の名前は、【Toba  Super  Aquarium】と言います。 略して「TSA」^^  6月と12月の年2回発行しています。 その最新号、2014年夏号が完成しましたぁ!! (夏休み前に完成してよかったぁ~) 今回の特集は【ザリガニとイセエビ】です。...

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コブシメの水槽デビュー!

今日の舞台は、当館のサンゴ礁の水槽です この水槽に今日、コブシメの展示を始めました。 コブシメは、とろ~んとした目がチャームポイントのコウイカの仲間です。 水槽デビューしたのは、今日までバックヤードで飼育していたコブシメたち。 ちょうど手のひらくらいの大きさです。 体の大きさが小さすぎると、魚につつかれて食べられてしまう危険もあるので、心配のいらないサイズになるまで別の水槽に育てていたんです。...

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冷蔵庫の中の…

夏休みに入る前から、めちゃくちゃ暑い…去年もこんなに暑かったっけ?   こんな暑い日は冷蔵庫の中からアイスクリームを…じゃなくて先日、見つけた多毛類の幼生?の観察。 冷蔵庫のシャーレの中で飼育しています。 月曜日に飼育日記にアップしましたが、http://www.aquarium.co.jp/diary/archives/11433...

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ダイオウグソクムシに付着したエボシガイ

いよいよ夏休みが始まりますね。 夏休みは鳥羽水族館はザリガニ一色に染まりますが、相変わらずな私の飼育日記…。 いつものようにこんなネタ。   現在、水族館で飼育中のダイオウグソクムシは全部で7個体、そのうち№19と№20は体が小さな幼若個体なので、今も予備水槽で飼育しています。 体長は16㎝ほどしかありません。 こちらは№19(♂)...

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多毛類ではなく、やはりヒモムシか…

先日見つけた多毛類の正体は相変わらず謎のまま。 ところが、昨日、同じ水槽を観察していて5㎜ほどの長さの生物がガラスにいくつか張り付いていることに気が付きました。 コイツです。 もしかしたら、謎の多毛類の成体? さっそくサンプリング!して顕微鏡で観察です。 あ、コイツはやっぱり… サンプリング中に察しはついていましたが、コイツは先日、先日飼育日記にアップしたヒモムシ(?)のようです。...

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生まれて一週間経過しました

へんな生きもの研究所の生物を中心に、複数の生きものを同時進行で観察しているので、飼育日記ネタには困りません。 むしろ、少しずつ備忘録的に書き出していかなければ後でまとめきれなくなりそうです。   さて、今回はちょうど1週間前に誕生の瞬間?を目撃して成長の経過観察をしている謎の多毛類?の話題です。 (多毛類とはゴカイの仲間)   昨日の姿です(100目盛り=2㎜)...

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じゃじゃん!

毎日暑いですね・・・ とろけそうですね・・・ お久しぶりです。カピバラ担当みやもです! 今日は皆様にご報告が・・・ すでにHPには上がっておりますが、昨日からカピバラの子どもを展示しております!! 場所は水の回廊のペリカン水槽とフラミンゴ水槽の間です。 隣には今まで通りパパの「アビス」君。 そのお隣に・・・ き、き、き、きたーーーーーー!!!!! ちっさ。笑 おうちと体のサイズがマッチしてないです。...

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