深海の珍イソギンチャク
先日紹介した、水深200-500mで採集した泥岩から出現した謎の小さなイソギンチャク。 早速、イソギンチャク研究者から該当する可能性のあるグループ(科レベル)を教えてもらいました。種類は特定できていませんが、なかなか興味深いヘンなイソギンチャクである可能性が高そうです。...
View Article毎日暑いですね!
みなさん、こんにちは。毎日暑いですね。お元気でお過ごしですか? キラもメイも元気に過ごしています。この夏鳥羽水族館では、TOBAリンピックを開催しています。館内はオリンピックムードいっぱいです。...
View Article頑張るポーポ
みなさんこんにちは!いとうです。 TOBAリンピックが始まって早半月。 私たち鳥チームも”はばたけ!空のアスリートたち”というバードショーを行っています。 メインで活躍するのはハリスホークやメンフクロウたちなのですが、コバタンもショーの開会式で皆さんにご挨拶するという任務を任されております! これはヒマワリの種を食べながらスタンバイしているポーポ。...
View Articleオオカイカムリ→カイカムリ
へんな生きもの研究所のレギュラーメンバー「カイカムリ」は、どこかテディベアっぽい雰囲気のモフモフなカニの仲間です。 全体的に地味な印象は否めない。 ですが、なぜかハサミ脚の先端だけは鮮やかなピンク。マニキュアをしているみたいなので、へんな生きもの研究所では「指先美人」と紹介しています。 ところが、最近、水槽に入ったコの雰囲気がどうも違う…。指先も白色だし。 跳び箱を失敗した瞬間ではなく…...
View Articleここまでのダイジェストを、少しだけ魅せるよ③
皆さんこんにちは、ともちゃんです。 セイウチの特徴と言えば「立派なキバ」と「たくさん生えたヒゲ」。 これは外観から得られる情報です。 ではセイウチの能力は? それは「吸う力、吐く力が強い」こと。 自然界では2年間ほどお母さんのおっぱいを飲んで育つので、吸う力・吐く力が強くなったのでしょうか? 何かに吸い付いたりする行動は、幼い時はもちろん、大人になっても忘れることはありません。...
View Article癒しの時間は突然に
皆さんこんにちは、ろっきーです。 最近【つぼんぬ】さんが“ビーバーの寝姿”を投稿しているので便乗させてもらいます。 ※ネタ切れではありません。笑 毎朝ビーバー部屋のドアを開けるとこの光景。 可愛い、、気持ち良さそう、、(でも少しドキッとします笑) この子はシーポン君なんですが、こんな隙だらけの寝姿にも関わらず、僅かな柵のカギを開ける音でもパッと目を覚まします。...
View Articleウミウシ摂餌コレクション2
皆さん、こんにちは。自称カイメンハンターこと、にしおかです。 今回は、前回のウミウシ摂餌コレクションの続きとなります。 さて、まず始めに紹介するのは 鳥羽水族館のある水槽の白いカイメンを食べているミゾレウミウシです。 ミゾレウミウシは、今まで食べてくれた事がなかったので、食べてくれた時は感動して写真を撮りました。飼育員として、このような瞬間に立ち会えた事は、非常に嬉しく感じます。...
View Articleカガミモチウニ・お見合い大作戦
カガミモチウニはメスの上にオスが乗る興味深い習性を持つ深海のウニで、自然界では水深300mあたりで海底に沈んだ木を食べて暮らしています。 …のはずが、今、へんな生きもの研究所のカガミモチウニは全く重なっていません。これだったら、何の変哲もない「ただのウニ」ですよ! 去年の年末はこんなに「鏡餅」だったのに… 2020. 12. 31...
View Articleちょっと視線を変えてみる。
皆さんこんにちは、ともちゃんです。 オリンピックも終わってしまいましたね。 次はパラリンピック! そして、TOBAリンピックもまだまだ続いていますよ! 最近、飼育日記のお問い合わせをよく頂くのですが「もっと、セイウチのことが伝わるような写真が撮れないかな」と、摸索しています。 結局またいつもの感じで撮ってしまいます…。 ともちゃん的にはこの少し上目使いになる視線が大好きです。...
View Article目の大きさ
夏休み真っただ中。自由研究に関する質問を受ける機会が多くなってきました。 先日受けた質問は「ダイオウグソクムシとオオグソクムシの違いについて」 その中の質問の1つが「目の形に違いはありますか?」でした。...
View Article扉を開けたらブルースカイ。
皆さんこんにちは、ともちゃんです。 昨日、テンちゃんの飼育しているプールの深さを調節していた架台を撤去して水深を深くしました。 その関係で半日だけですが、テンちゃんを隣の大きな飼育場へ移動していました。 隣のプールに出るのは初めてのことでしたので、少し警戒するかな?と思っていましたが、すんなりと移動し、周りを確認していました。 飼育員のお兄さんには興味なし。笑...
View Articleイロワケすくすく
イロワケイルカのステラが出産して、今日で1カ月になりました。赤ちゃんは今のところすくすく育っており、生まれた頃に比べ、ふっくらしてとっても可愛くなりました。お母さんから授乳するのも上手になり、最近は20~30分おきにしっかりとオッパイに吸い付いています。お母さんのステラも産後1~2週間は少しイライラしていましたが、最近は落ち着いてきたようで、赤ちゃんを胸鰭で押して高速で泳いでみたり(あやしている?)...
View Articleオタリアすみれのあっかんべー
こんにちは、しんどぅです! 今回は担当している1歳のオタリア、すみれちゃんのお話です。 昨年7月に産まれたすみれ。※産まれた日の写真 私が初めて給餌をしたのは生後7か月、今年2月のことでした。 実は私、それまではベテランの子達を担当していたので、赤ちゃんを担当するのはすみれが初めて。 ということで、すみれのトレーニングからは新しく学ぶことがたくさん!...
View Article鳥羽の名が付く深海生物
先日、夏休みの宿題ということで、新種生物の名前の由来(なぜそんな名前がついたのか?)について質問を受けました。 質問者が小学1年生だったので(お母さんと一緒でしたが)説明するのがなかなか難しかったのですが、何とか伝えられたんじゃないでしょうか。 少しでも興味を持ってもらうために、鳥羽にちなんだ名前の新種生物を紹介してみました。 まずは、こちらのユミヘリゴカクノシダムシDendrogaster...
View Article夏休みの自由研究:セイウチのおもちゃを考えよう!
皆さんこんにちは、ともちゃんです。 さて、夏休みも中盤に差し掛かってきました。 お盆休みを目前に、全国の子どもたちに辛い一言… 「宿題、忘れていませんか(心の声)」 今回は夏休みの自由研究にもってこい!?「セイウチのおもちゃを考えよう!!」...
View Articleヒメケブカ・オオケブカ
予備水槽にいたヒメケブカガニ3匹をへんな生きもの研究所のテンプライソギンチャク水槽へ移動しました。 ヒメケブカガニはケブカガニ属の小型種(ケブカガニ=毛深い蟹の意)で、岸壁のカキ殻の中や磯の岩陰でごくごく普通に見かける普通種。 全く「へんな生きもの」ではありませんが、動きの少ないテンプライソギンチャク水槽にアクセントになれば、と。 よく見るとカッコ良い姿しているので、是非、探してみてください。...
View Articleガラス掃除の苦労
この写真は、マロン(ザリガニの仲間)の円柱水槽のガラス掃除をしているところです。 若手ザリガニ担当者がやっていた方法で、スポンジ片手にかなり無理のある体勢で行います。 私は見るからにしんどそうな、こんなやり方をしたくなかったのですが、実際にやってみると擦り残しも少なく、わりと短時間(10分ほど)で終わらすことができます。...
View Article「あ!わかった!」を大事にしたい。
皆さんこんにちは、ともちゃんです。 雨続きのお盆期間となりそうですね。 テンちゃんに最近教えていた「おもちゃ回収」。 教える段階では、小さなサッカーボールから教えていきましたが、今ではフリスビー、フロート(白い浮き)、ポリタンク、少し大きめのボールもトレーナーの元まで持ってこれるようになりました。 色形、大小様々な物体に応用できているのはとても素晴らしいことです!...
View Articleカエルアンコウとコブトリジイサン
先日、鳥羽の漁師さんから小型サイズのカエルアンコウを4匹頂きました。体長4-5㎝ほど、展示するには小さいので予備水槽で育ててからデビューする予定です。 夏になるとこの漁師さんからカエルアンコウが捕れたと、連絡が入るのですが、それはマダコ漁で仕掛けたカゴの中に入ってくるからだそうです。秋から冬になると漁の方法が変わるためカエルアンコウは捕れなくなるそうです。 さて。...
View Articleセイウチが鼻を開くとき。
皆さんこんにちは、ともちゃんです。 セイウチは興味があるものに対して「ニオイを嗅ぐ」という行動が頻繁にみられます。 これはテンちゃん。 こっちに近づいてくる時に、少し鼻が開いていますね。 こんなに近くで写真を撮っていても、鼻は開いていません。 これは生後5ヶ月くらいの写真です。 セイウチもほ乳類なので肺呼吸、水の中にいる時はもちろん鼻が閉じています。 鼻が開くときは…...
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