オウムガイに会いに(パラオオウムガイ近況)
この3連休に、はるばる東京からオウムガイの話を聞きに小学1年生が来館されました。 夏休みなどに合わせて、遠方からオウムガイの話を聞きに来られる方はこれまでに何人もいましたが、小学1年生は最年少記録かも(笑) 驚くほどしっかりとした質問をいくつも用意してくれていたので、実物や標本を見せつつ1時間ほどかけて解説しました。自ずと語りに熱が入ります(笑)...
View Articleテンプライソギンチャクの分裂個体が出現
テンプライソギンチャク はカイメンと共生する珍しい生態を持つイソギンチャクです。2006年に神奈川県三浦市の磯で初めて見つかり、今も新潟県の佐渡島、鳥羽を合わせた3地域でしか確認されていません。去年の春に新種記載されたことを機に、へんな生きもの研究所で常設展示をおこなっています。...
View Article大事な活動。
皆さんこんにちは、ともちゃんです。 先日、鳥羽市の答志島で行われた「答志島【奈佐の浜】クリーン大作戦!IN鳥羽」に参加させていただきました。 【奈佐の浜】という場所は、人が出したゴミなどが雨で運ばれ、川に流れ、海にたどり着き、そして大量のゴミが漂着する海ゴミ問題が深刻化している場所です。 今回は、鈴鹿市の鈴鹿中学・高等学校の「SOM(Save Ocean...
View Articleオオベソオウムガイを展示開始
昨日、3年ぶりにニューカレドニアからオオベソオウムガイが5匹やって来ました。 2017年に採集されてニューカレドニアのラグーン水族館で飼育されていたオス3個体と、先週の7月10日に採集されたばかりのフレッシュなメスが2匹。何と、このメスは水深10mの浅海域で採集されたそうです!...
View Article你好!
お久しぶりです!たっけーです。今回は6月の中旬に台湾に出張に行ってきたことを少しお話します。 なぜ台湾に行って来たかというと、へんな生きもの研究所で展示している「イヌガエル」の生息地を観察するためです。...
View Article米粒からの成長
皆さん、こんにちは。にしおかです。7月に入り、どんどんと暑い夏が近づいてきました。 暑い夏が苦手な私が、今回紹介するのは、冷たい海に生息しているダンゴウオの仲間のコンペイトウです。 こちらの子は、去年の8月に越前松島水族館さんからやってきました。水槽の前に顔を近づけると、全員身体を動かさずにこっちを見てきます。私を蔑むようなコンペイトウたちの目が、何とも言えずかわいいです。...
View Article伊藤とイトウ
みなさんこんにちは。伊藤です! 今日はどうしても私が紹介しなければならない(…と勝手に思っている)生き物を紹介しようと思います。 それがこちら! イトウです!! “幻の魚”とも言われ、日本では北海道の一部にしか生息していません。 (人間の伊藤さんは沢山いるのに、魚のイトウはとっても希少な存在なんですね…!) 成長すると1m~1.5mにまでなるサケ科の魚で、...
View Article鳥羽の展示は世界一ィィィ!
暑いのも嫌ですがそろそろお天道様を拝みたいまえだです。 さて、7月20日の「めざましどようび」でクウちゃんのリアクション芸「かめはめ波」を取り上げて頂きました! ご覧いただいた方もいるでしょうか? 図らずも夏休み初日。ふれあいタイムでもたくさん親子連れが見ている中披露すると大きな拍手を頂きました! ぜひご覧になりたい方は鳥羽水族館まで。...
View Articleチリモン、ゲットだぜ!
鳥羽水族館の館内にある直営レストラン「花さんご」 オススメのメニューのひとつが「ちりめん丼」。鳥羽湾の目の前に広がる伊勢湾で水揚げされたチリメンジャコをふんだんに使っていて美味しいですよ。 さて。先日の昼過ぎのこと。 そのレストランから私に連絡がありました。...
View Articleセイウチは臭いと言うけれど。
皆さんこんにちは、ともちゃんです。 梅雨明け?なにそれ、美味しいの??ともちゃんです。 本格的に暑くなってきまして、すでに夏バテモードですが、皆さんの笑顔のためなら汗も涙も拭いてられません(^^;) ふれあいタイムの時、お客さんの近くをまわっていくんですが、その時にお客さんが言う感想第1位は、ダントツで「臭い」です。...
View Articleメイと黄色いコーン
みなさん、こんにちは。梅雨も明け、そして夏休みに突入しましたね。鳥羽水族館の夏イベントは「超レア!?世界№1生きもの展」を開催しています。 世界№1の称号を持つ生きものの展示、「超レア!深海生物観察ツアー」や「クイズラリー」などなど・・・。 さて今日はメイの画像。これは数日前の夕方、メイが「よっこらしょ!!~黄色のコーン担いだどー!」と・・・(笑)...
View Articleオオグソクムシが脱皮しました
昨日の閉館後、経過観察を続けていたオオグソクムシが脱皮をしました。 オオグソクムシをはじめとするダンゴムシの仲間は、まず体の後半部を脱ぎ、しばらくしてから前半部を脱ぐ「二相性脱皮」をおこないます。前半部がどんどん白くなっていきますが、まず脱ぐのは後ろ半分。その後、前半部を脱皮します。 これは後半部の殻の成分(カルシウム?)を一旦、前半部に移動させ、無駄なく殻を脱ぎ捨てるためでは?と推測しています。...
View Article?なカエル
みなさんこんにちは! 「奇跡の森」にはいろんなカエルたちがいますが、いつもみんなが顔を覗かせているわけではありません…暗いところが安心するのか、時には隠れている子もいます。その代表ともいえる子がこちら!...
View Articleプテラポゴン・カウデルニーが孵化していました
先日、コーラルダイビングゾーンに入ってすぐの水槽でプテラポゴン・カウデルニーの稚魚を2匹見つけました。 全長8mmほど このプテラポゴン・カウデルニー(以下、プテラポゴン)はインドネシアのサンゴ礁域に生息するテンジクダイ科の一種で、水族館ではよく見かける種類です。 お父さんとお母さん プテラポゴンの親魚は受精卵を口の中に入れて孵化まで保護する習性があり、どうやら今回の稚魚も生まれたばかりのようです。...
View Articleバイカルアザラシのキール
鳥羽水族館ではバイカルアザラシにホッケ、マアジ、カラフトシシャモを与えています(写真上)。ボールペンと大きさを比べてみて下さい。アジは50グラム程度、シシャモは20-30グラムです。 6頭のバイカルアザラシはみんな、これくらいの大きさのアジとシシャモを丸飲みにします。ただホッケは100グラムを越えるものもあり、私は真ん中の写真のように切って与えています。...
View Article茹でなくても色は変わります
以前、青いザリガニも茹でると赤くなる。ということを書いたことがあります。 今回は生きているザリガニの色変化の話です。 ザリガニは、脱皮をすると体の色が変化することがあります。 家でザリガニを飼育している方からすると、そんなに珍しい話ではないのですが、たまに劇的な変化をすることがあります。 以前、ブリーダーの方から頂いた黒いザリガニが、鳥羽に来てから3回目の脱皮で青色に変化しました。...
View Article誰が何と言おうと夏です。
皆さんこんにちは、ともちゃんです。 今日から8月に入って、さらに暑さが厳しくなってきますね。 皆さんくれぐれも、お体ご自愛くださいませm(__)m 最近ともちゃんは、セイウチたちのアップ写真を撮るのにハマっています! ん?? ポウちゃんの右ひげの所、なんかできてますね? あ!ヒゲのところが腫れている?なんかDEKIMONOができています。...
View Articleサマーデイズナイトフィーバー
梅雨明けした途端の猛暑。皆さんお身体大丈夫でしょうか?まえだです。 さて、鳥羽水族館では8月1日から7日までの一週間「限定スペシャルナイト」を開催中です! 普段は開催していないナイト営業。まえだのつたないカメラ技術では伝わりませんが、館内もインスタ映えな空間に仕上がっています。 イベントも盛りだくさん。 セイウチは19:30からツララの「セイウチねむねむナイトライブ」...
View Article秘密の扉
絶対押すな!と書かれていたら押してしまうタイプのなかざわです。 突然ですが、こんな扉 水族館には至る所にありますが、決して入ってはいけない扉…。裏側って気になりますよね。今回はそんな皆様の為に特別に少しだけバックヤードをお見せしたいと思います。 バックヤードでは水族館に来てすぐの生き物や保護や治療を行っている生き物等、展示している以外にも様々な生き物を飼育しています。...
View Article大きいけど可愛い!!
こんにちは!!ふかみです(笑) 最近は暑い日が続いていますが体調はいかがでしょうか?私は夏バテ気味ですWW まあ、それはさておき、今回はトドのココちゃんを紹介しようと思います。それは何故かというと…最近担当させてもらえるようになったからなんです!!! 僕自身、大きなアシカを担当させてもらうのは初めてで、かなり緊張していました。...
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